チェルシー所属のブラジル代表ウィリアン。
アフロヘアーが特徴的な選手で、アザールとともにチェルシーの攻撃陣を牽引する選手です。
今回はそんなウィリアンのプレースタイルと背番号について書きたいと思います。
ウィリアンのプロフィール
名前:ウィリアン・ボルジェス・ダ・シウヴァ
生年月日:1988年8月9日
国籍:ブラジル
出身:リベイラン・ピレス
身長:174cm
体重:70kg
利き足:右足
ポジション:MF
経歴:コリンチャンス(2005~2007)
⇒シャフタール・ドネツク(2007~2013)
⇒アンジ・マハチカラ(2013)
⇒チェルシー(2013~)
背番号
ウィリアンのチェルシーでの背番号は22番。
これはかつて、
- エイドゥル・グジョンセン
- タル・ベンハイム
- ロス・ターンブル
らが背負った番号です。
ウィリアンのプレースタイル
ウィリアンは攻撃な選手として総合力の高い選手。
ドリブル、パス、シュートどれも一級品です。
ドリブルでの突破と推進力
ウィリアンの大きな武器がドリブル。
ブラジル人のドリブラーというと、シザースやエラシコなどの超絶テクニックを駆使する選手が多いです。
ウィリアンももちろんこういったプレーもできるのですが、どちらかと言えばアジリティ・加速力に魅力があります。
相手が奪えると思って足を伸ばしてきた瞬間にウィリアンは方向を変え超加速で相手を抜き去ります。
間合いの詰め方やボールのさらし方も非常に巧みなので、意図的に相手を誘って半歩・一歩前に抜け出せるんですね。
密集地帯でも持ち前の加速力を活かして一瞬で相手を置き去りにします。
そうして局面を打開することで相手の守備陣形を崩し決定的なチャンスを生み出します。
またスピードのある選手はスピードを上げすぎるとボールロストが増えやすい傾向にあります。
しかし、ウィリアンの場合はボールと同じスピードでもしっかりコントロールできる足元の技術があります。
特に凄いのが中央を切り裂くドリブル。
自分の技術に自信があるからこそ相手のマークが厳しい中央でもボールを失うことなく前へ運ぶことができます。
そしてサイドの選手に展開したり、自らミドルシュートを放つことで脅威になります。
こういうプレーはカウンターの起点となり非常に有効です。
ドリブルからのラストパスやシュート
若い頃はドリブルのみで戦っていた印象が強いウィリアン。
しかし、現在はドリブルを基盤に、強力なミドルシュート、タメを作ってからのキラーパスなどゴールに直結する効果的なプレーが増えています。
パスの精度もかなり高いですが、
司令塔のようにパスを捌いて攻撃を組み立てるというよりは、ドリブルによる個人の打開からラストパスを選択するプレーが多いです。
そしてドリブルで運んでから一旦預け、ゴール前へ走り込んでシュートを狙うプレーもよくします。
このシーンではまず中央へ持ち運び、タメを作ってからサイドのアザールへパス。
そのまま裏へ抜け出しリターンを受けてゴールネットを揺らしました。
#ウィリアン 大きな先制弾を決める!#アザール から鮮やかなスルーパスが通り、勝負あり。
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— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年2月25日
マクトミネイがマークを外したことでフリーになれたのもありますが、
自陣からのプレーに連続性があり、カウンターの起点になるだけでなく得点まで決めてしまいました。
こういう長い距離を走ってチャンスメイク・フィニッシュに絡めるのが魅力です。
また、ウィリアンは中央に限らず両サイドでもプレー可能です。
サイドでプレーする際はカットインからのシュートや味方とのコンビネーションで崩すプレーが光ります。
鮮やかな連携で2点目!!#ウィリアン、#アザール、#バチュアイ が3人でブライトンDF陣を翻弄。
最後はウィリアンが突き刺した。#プレミアリーグ 第24節 #ブライトン×#チェルシー は #DAZN で配信中。 pic.twitter.com/9aHER9xdEQ— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年1月20日
こうやって味方とのパスワークで中央へ進出しながら自ら得点を奪えます。
縦への突破やサイドの高い位置でボールを受けてから放つクロスも非常に高精度。
ピンポイントで味方に合わせてアシストを記録します。
ちなみにFKでもボールの質が高く、味方にドンピシャのボールを入れたり、直接ゴールを狙うこともできます。
#チェルシー が幸先よく先制に成功。#ウィリアン のFKを #リュディガー が打点の高いヘディングで合わせる!
プレミアリーグ第21節 #チェルシー × #ストーク は #DAZN で配信中。#テレビでDAZN pic.twitter.com/UtNHJHoK51
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2017年12月30日
献身的な守備
相手の攻撃時は献身的に守備をします。
ウィリアンのところでボールを奪ってからそのままカウンターというシーンも結構多いです。
ピンチになりそうな場面ではしっかりプレスバックして相手のチャンスを消します。
まとめ
今回はウィリアンのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- 加速力を活かしたドリブルで決定的なチャンスを作る
- クロスやFKでのアシストも多い
- 献身的な守備でチームへの貢献度も高い
アザールやネイマールと比べると持ち上げられることは少ない選手ですが、持っている能力に疑いはありません。
ワールドカップやチャンピオンズリーグなど大舞台での活躍にも期待したいですね。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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