レアル・マドリード所属のドイツ代表トニクロース。
クラブでも代表でも不動の選手として活躍しており、端正なルックスも人気ですね。
今回はそんなクロースのプレースタイルと背番号について紹介します。
中盤の選手としてトップクラスの力を秘めているクロースがどのように優れているのかを考察していきたいと思います。
トニクロースのプロフィール
名前:トニ・クロース
生年月日:1990年1月4日
国籍:ドイツ
出身:グライフスヴァルト
身長:183cm
体重:76kg
利き足:右足
ポジション:MF
経歴:バイエルン・ミュンヘンⅡ(2007~2008)
⇒バイエルン・ミュンヘン(2008~2014)
⇒レヴァークーゼン(2009~2010) ※ローン移籍
⇒レアル・マドリード(2014~)
背番号
トニクロースのレアルでの背番号は8番。
これはかつて
- ルイス・エンリケ
- プレドラグ・ミヤトビッチ
- スティーブ・マクマナマン
- フェルナンド・モリエンテス
- ジュリオ・バチスタ
- エメルソン
- フェルナンド・ガゴ
- カカ
らが背負った番号です。
トニクロースのプレースタイル
クロースはセンターサークル付近でボールを受けながらパスを捌き攻撃を組み立てます。
攻撃が停滞した時や前方にスペースがあれば、ドリブルでボールを運びます。
高い位置にポジションを取ってパスを引き出すこともあります。
そして敵を引きつけて味方の動き出しをサポートしたり、コンビネーションでゴールを脅かします。
寄せが甘い時は豪快なミドルシュートを放ちます。
レアル・マドリード、4ゴール快勝!
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ただ基本的には後ろ気味でシンプルにパスを繋ぐことが多いですね。
正確な長短のパス
クロースの長所は、両足から繰り出す正確無比な長短のパスです。
パスのポイントは2つあります。
1つ目はポゼッション中にプレーエリアで停滞した場合に低くて早いサイドチェンジを使うことです。
攻撃を組み立て直す判断力と局面を変える正確なキックを持っています。
2つ目はキックの種類が豊富で要所でのボールの蹴り分けを適切に行えることです。
チップキックや浮き玉のボールも使い分け、攻撃にアクセントを加えられることができます。
縦へ早い攻撃が主流のチームにおいて非常に重宝されています。
攻撃時は主に舵取り役として、常に顔を出し続け、ボールをさばき、受け手に徹する事ができます。
試合中は基本的にインサイドキックを多用し、ショートパスを繋ぎながらリズムを作ります。
味方と相手を動かすことで敵を欺き、味方のためのスペースを作り出します。
そこに正確なキラーパスを通すことで決定的なチャンスを演出します。
このように自チームのポゼッションを上げることは得点への可能性を上げます。
一方で、プレーにやや創造性が欠けることが挙げられます。
- パスでリズムを作りながらポゼッション
- サイドチェンジやキラーパスでの局面打開
で攻撃に参加するものの、クリエイティビティなプレーはあまり見られません。
常に味方の動き出しに合わせて、正確なプレーに徹することができるものの、相手の意表を突くようなパスやドリブルはみられず、その機械的なプレーでは観る者を魅了することは出来ません。
それでもシンプルかつ正確にプレーできるのは、チームを勝たせるプレーとして大きな強みになっています。
守備面での貢献度はいまひとつ
レアルではクリスティアーノ・ロナウドのように攻撃に特化した選手が多く、中盤の選手には守備の力が結構必要となります。
そこでクロースは、相手の速攻に対してはディレイしながら味方が戻る時間を稼ぎます。
遅攻に対しては決定的なパスを出すであろう選手へマークにつき、ポジショニングを駆使し、相手のトラップ際を狙うなどしてボールをカットします。
ただし、決して完璧な守備というわけではありません。
クロースはバランスを取る反面、スピードがないので1度抜かれると追いつけないという短所があります。
また、走行距離は多いですが要所で守備の緩さが目立ちます。
肝心な所で寄せれてないですし、体を張ることができません。
見ていて「そこ行けよ」という時にチンタラ走っていることが多いですね。
特に格下相手との試合では守備意識の低さが脆に出ており、それが守備の軽さとして現れています。
まあ元々は攻撃的な選手ですし、全てを完璧にこなす選手というのはなかなかいるものではないので、仕方がない部分ではあります。
まとめ
今回はトニクロースのプレースタイルと背番号をまとめました。
決して派手さはないものの、シンプルなボール捌きでチームの勝利に貢献している様を観て欲しいと思います。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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