レアル・マドリード所属のクロアチア代表モドリッチ。
これまでクラブに多くのタイトルをもたらし、代表でもロシアW杯準優勝、カタールW杯3位に貢献。
中盤でチームの心臓として機能する選手で安定感のあるパフォーマンスが魅力です。
今回はそんなモドリッチのプレースタイルと背番号について書きたいと思います。
目次
モドリッチのプロフィール
名前:ルカ・モドリッチ
生年月日:1985年9月9日
国籍:クロアチア
出身:ザダル(ユーゴスラビア)
身長:174cm
体重:65kg
利き足:右足
ポジション:MF
背番号:10
経歴:ディナモ・ザグレブ(2003~2008)
⇒ズリニスキ(2003~2004) ※ローン移籍
⇒ザプレシッチ(2004~2005) ※ローン移籍
⇒トッテナム・ホットスパー(2008~2012)
⇒レアル・マドリード(2012~)
背番号
モドリッチのレアルでの背番号は10番。
これはかつて
- サンドロ
- ミカエル・ラウドルップ
- クラレンス・セードルフ
- ルイス・フィーゴ
- ロビーニョ
- ウェスレイ・スナイデル
- ラサナ・ディアラ
- メスト・エジル
- ハメス・ロドリゲス
らが背負った番号です。
レアルでは大活躍したフィーゴ以降、不本意な形での退団や期待はずれの選手が多く呪われた番号とも言われています。
ちなみに10番の前はアネルカ、カンビアッソ、サムエル、カッサーノ、ジュリオ・バチスタらがつけた19番でプレー。
19番への愛着もありましたが、ハメス移籍により最も好きな10番をつける決意をしました。
モドリッチのプレースタイル
モドリッチは攻撃でも守備でも高い能力を発揮する選手でこれといった欠点がない万能MFです。
- パス
- ミドルシュート
- ドリブル
- キープ力
- トラップ
- 視野の広さ
- 運動量
- パスカット
- インターセプト
どれも最高レベルで、中盤の選手としてできないプレーはほぼないです。
幅広く動き回って攻撃を組み立てる
攻撃時は精力的に動き回ってボールに絡み、長短のパス・ドリブルを織り交ぜながら攻撃を組み立てていきます。
時にモドリッチがSB・CBの間に下りてビルドアップに参加。
中盤の底から組み立てつつバイタルエリアに侵入してから、ラストパス・シュートで決定機を演出します。
華麗にプレスを外す
モドリッチは数人に囲まれても全く問題ありません。
ボールコントロールが圧倒的に上手いのでパスでかわすこともできますし、キープ力も抜群。
股抜きやトラップで相手の逆手を取って抜き去ることもできます。
特に相手を引きつけながらトラップしてそのまま反転で前を向くプレーは個人的に好きです。
そしてモドリッチが前を向いてボールを持てば高確率で決定機が生まれます。
アウトサイドのパス
視野が広く高精度のパスでチャンスメイクするモドリッチですが、特筆すべきは右のアウトサイド。
短距離でも長距離でもインサイドのパスとほぼ同じ精度・スピードで出すことが可能。
しかも局面を変え、得点に直結するパスを出せます。
アウトサイドキックがここまで上手い選手はそうそういないでしょう。
相手からするとどのタイミングでパスが来るのか読みにくいので、一瞬でも気を抜くことができません。
ミドルシュート
パスだけでなく、シュートが抜群に上手いのもモドリッチの凄さ。
パスを捌きつつ一瞬でも隙ができれば正確なミドルシュートを放ちます。
状況判断が正確で早い
抜群の技術で何でもできてしまうモドリッチですが、凄いのはこれらのプレーを流れの中で瞬時に判断しミスなく的確にできるところです。
何でもできるためプレーの引き出し、しかも状況判断に優れるので、攻撃の流れを止めずに繋ぐことができます。
股抜き一つを取っても、前方のスペースと相手との距離感を瞬時に把握できるので簡単にかわすことが可能です。
それをプレッシャーが激しい状況でもできるので流石ですね。
守備も抜群
見た目とは裏腹に守備も抜群に上手いです。
とは言っても、ガツガツとした守備というよりはパスコースを的確に読んでカットするプレーが多い印象。
常に狙われる位置を把握しつつ、きちんとタイミングを図って守ることができるのでボールを奪いやすくなっています。
そして、ボールを奪ってからは素早く味方の位置を把握して決定的なパスでチャンスメイク。
この時もモドリッチの判断の正確性・早さが活かされていると言えるでしょう。
モドリッチのプレー集
まとめ
今回はモドリッチのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- 中盤では何でもできる万能MFで攻守両面での活躍を期待できる
- 状況判断に優れ、これがモドリッチのプレーの正確性に繋がっている
モドリッチは「正確な技術」と「状況判断力」これらを兼ね備えたサッカーIQの高い選手です。
すでに30代を過ぎましたが、まだまだ第一線でモドリッチの活躍が見られることでしょう。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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