クロアチア代表のイヴァン・ペリシッチ。
不動のレギュラーとして母国をロシアW杯準優勝に導いたサイドアタッカーです。
過去には香川選手や長友選手と同僚だったこともあり、日本でも馴染み深い選手であります。
今回はそんなペリシッチのプレースタイルや背番号について紹介します。
目次
ペリシッチのプロフィール
名前:イヴァン・ペリシッチ
生年月日:1989年2月2日
国籍:クロアチア
出身:スプリト
身長:187cm
体重:74kg
利き足:右足
ポジション:MF
経歴:ソショーB(2007~2009)
⇒ルーセラーレ(2009)
⇒クラブ・ブルッヘ(2009~2011)
⇒ボルシア・ドルトムント(2011~2013)
⇒ヴォルフスブルク(2013~2015)
⇒インテル(2015~)
背番号
ペリシッチのインテルでの背番号は44。
- ドルトムントでは14
- ヴォルフスブルクでは9
- クロアチア代表では4
をつけてプレーしています。
ペリシッチのプレースタイル
ペリシッチのプレースタイルには以下の特徴があります。
フェイントを駆使したドリブル
ペリシッチの得意とするプレーはドリブルです。
そのドリブルはトップスピードの速さもありながら、緩急をつけるのも上手く、柔軟なドリブルといえます。
ボールタッチも細やかですが、特に足元の技術が高く、様々なフェイントを用いて一人で突破することができます。
シザーズを駆使しながらボックス内へ切り込んだり、サイドの深い位置でターンを使い相手を振り払うこともできます。
このハイレベルなドリブルを使い、サイドを一人で突破することで大きなチャンスに繋げることができます。
視野の広さとパステクニックの高さ
ペリシッチは、その持ち前のドリブルでサイドを駆け上がるドリブラータイプでありますが、視野の広さがあります。
ドリブルを仕掛けながら中の状態を確認し、さらにそこから多様なパスを出す技術も持ち合わせています。
サイドを突破した後、
- ボックス内への強弱・長短様々なクロス
- ボックス手前にマイナスのグラウンダークロス
を出したりと、多くの選択肢でチャンスを生み出すことができます。
パスのコントロールもよく、狭いスペースを通し、浮き球でピンポイントに狙うこともできます。
こちらはイカルディのゴールをアシストしたシーン。
中央からサイドに流れてパスを引き出し、縦へ深く突破してからピンポイントでイカルディに合わせました。
華麗に宙を舞い、ボレーで決めた!#ペリシッチ のドリブル突破から最後はエースストライカー、#イカルディ が決めてみせた。 #セリエA 第8節 #インテル×#ミラン の #ミラノダービー は https://t.co/u4BaoHt81Q で配信中。 pic.twitter.com/nQoqmqtwqX
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2017年10月15日
一連の動作を何気なくやっていますが、トップスピードから少し浮かせて狙うマイナスのクロスはかなり難易度高めです。
しかもピンポイントでできるのがペリシッチの凄いところです。
自ら決める力もありながら、正確なパスを使ったアシストを狙うことができ、強引にカットインせずとも得点に関与できる選手です。
逆足の精度の高さ
ペリシッチの利き足は右足ですが、逆足である左足も上手く使うことができます。
主に左サイドでの起用が多く、切り込んで右足でのシュートを狙うのが主ですが、左足でのパスを出すこともできます。
切り替えして持ち帰ることなく、ドリブルからそのままクロスに繋げることもでき、得意のターンフェイントも、両足を使えるからこそ相手に読まれにくく活きてきます。
先程の動画でも縦への突破から左足で見事なクロスを上げています。
ボックス内の狭いスペースや短い時間でも、両足でシュートを狙うことができるので、少ないチャンスをものにする力もあります。
こちらは左足で豪快なボレーシュートを決めたシーンです。
左足で突き刺した!!
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選手が重なり難易度の高いシュートのはずですが、逆足でここまで豪快に決められる選手はそうそういないでしょう。
高さとフィジカル
スピードもテクニックもありながら、186cmの身長と高さにも恵まれており、フィジカルも弱くありません。
その高さから、ハイボールを収めることもできますし、ボックス内ではヘディングで得点を狙うこともできます。
#ペリシッチ のヘディング弾!
高さを見せつけてアウェイチームが先制。🇮🇹セリエA 第29節
🆚#サンプドリア×#インテル
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— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年3月18日
またGKの際は、左サイドのペリシッチがターゲットになることも多いです。
SBはCBよりも小柄な選手が多いので、長身のペリシッチはミスマッチを生むことができます。
更に左サイドなので、たとえ競り負けても大きなピンチに繋がることはありません。
フィジカル面では、自ら当たっていくほどではないにしろ、軽いタックルでは倒れることなくドリブルをすることができます。
左サイドでは自らがドリブルで運びチャンスを生み出し、右サイドから攻めているときはボックス内へ入って得点源となり得ると、攻撃面では非常に万能なサイドアタッカーと言えます。
身を挺した守備
サイドミッドというよりはウィンガータイプであるペリシッチですが、バックプレスや自らスライディングタックルでボール奪取を狙います。
ディフェンシブサードまで下がるわけではありませんが、高い位置で身を挺した守備をするのが特徴的です。
長い足を利用したタックルでや泥臭い守備も惜しまずに行います。
監督の戦術やチームのプランなどにも因りますが、守備貢献も考えられるという選手であり、様々な戦術に当てはめやすい選手と言えます。
まとめ
今回はペリシッチのプレースタイルと背番号を紹介しました。
ペリシッチはテクニック、高さ、スピードを兼ね備えており、平均値の高いアタッカーだと言えます。
チームメイトのプレースタイルはこちら
インテル
⇒イカルディのプレースタイルと背番号!生粋の点取り屋の凄さとは?
クロアチア
⇒モドリッチのプレースタイルと背番号!凄さは守備もできる万能性
⇒ラキティッチのプレースタイルと背番号!特徴は攻守両面でのハードワーク
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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