インテル所属のイカルディ。
類まれな決定力が武器の若きストライカーですが、
キャプテンとしても名門インテルを牽引する選手です。
今回はそんなイカルディのプレースタイルと背番号について書きたいと思います。
目次
イカルディのプロフィール
名前:マウロ・エマヌエル・イカルディ・リベロ
生年月日:1993年2月19日
国籍:アルゼンチン
出身:ロサリオ
身長:181cm
体重:75kg
利き足:右足
ポジション:FW
経歴:サンプドリア(2012~2013)
⇒インテル(2013~)
背番号
イカルディのインテルでの背番号は9番。
これはかつて
- ロナウド
- エルナン・クレスポ
- フリオ・クルス
- サミュエル・エトー
- ディエゴ・フォルラン
らワールドクラスのストライカーで背負った番号。
歴代のレジェンドと比較しても遜色ない活躍をイカルディは見せています。
インテルでのリーグ戦成績
- 2013~14シーズン:22試合9ゴール
- 2014~15シーズン:36試合22ゴール
- 2015~16シーズン:33試合16ゴール
- 2016~17シーズン:34試合24ゴール
イカルディのプレースタイル
イカルディのプレースタイルは以下の特徴があります。
ゴールへの嗅覚とポジショニング
イカルディは古典的なストライカーという印象です。
ゴールへの嗅覚とポジショニングセンスは抜群。
エリア内では圧倒的な能力を発揮します。
シュートを打つスペースを見つけるのが非常に上手く、
しかもマークを外してDFの視界から消えながらポジションを取れるので、常に良い形で味方のラストパスを引き出すことができます。
こぼれ球も高確率でイカルディのところに飛んできます。
こういう嗅覚の鋭さはポジショニングの技術があってこそ。
現役の選手で嗅覚に優れた選手と言えば、真っ先にトーマス・ミュラーを思い浮かべますが、イカルディはミュラーに匹敵するほどの嗅覚を持っていると個人的に思います。
⇒トーマスミュラーのプレースタイルと背番号やポジション!特徴は何?
クロスに合わせる技術
クロスに合わせる技術は超一級品。
的確な動き出しとポジショニングで味方のクロスをワンタッチで仕留めます。
#イカルディ が追加点!
今季13試合13得点目となる豪快なヘディングで、得点ランク単独2位に浮上。#セリエA 第13節 #インテル×#アタランタ の見逃し配信を観るなら https://t.co/u4BaoHbwDg で。#テレビでDAZN📺 pic.twitter.com/BU0UA06SY7— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2017年11月19日
こちらのシーンでは最初わざとエリア内に入らずDFと距離を空け、味方がクロスを上げるちょっと前にスピードを上げてエリア内に侵入。
そのままディフェンスの背後から前を取り、難しいヘディングを簡単に決めました。
こういうディフェンスの背後から前に入って決める形は非常に多いです。
裏抜け
イカルディは常に最前線に留まってDFの裏を狙おうとします。
パスへの反応が飛び抜けて早く鋭い動き出しで背後を取ります。
これぞストライカー!
抜け出した #イカルディ はフェイクでうまくGKのタイミングを外し、今季16得点目を挙げた。セリエA第15節 #インテル×#キエーヴォ は #DAZN で配信中。 pic.twitter.com/rSLW3JMtik
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2017年12月3日
味方にパスが渡った瞬間にいち早く動いてパスを引き出しキーパーと1対1まで運んでいます。
そしてシュートセンスも素晴らしいものがありますね。
解説の通り、この場面では角度をなくさないように持ち込めばDFに追いつかれますし、DFから逃げると角度がなくなります。
その中でDFから逃げつつ、キーパーのタイミングを外してコースに決めるセンスはお見事です。
ワンタッチでのシュートが多いですが、このように高度なテクニックで相手をかわしながらシュートに持っていくプレーも上手いです。
展開によっては消えることも
イカルディは基本的に組み立てには参加せずフィニッシャーとしての役割に集中します。
メッシのようにドリブルで何人も抜くプレーなど個人で打開することもあまりありません。
そのため、一方的に押し込まれる展開や味方の組み立て、パスの精度が悪い時は試合から消えてしまうことが多々あります。
味方がチャンスを作れば作るほど、生粋の点取り屋であるイカルディの良さは活きてきます。
一応最近はポストプレーだったり、前線でタメを作るプレーも徐々に増えつつあります。
またボールを持てば良質なラストパスを出してチャンスメイクすることもあるので、得点能力を保ちつつ組み立ても上手くなって欲しいですね。
前線からの守備も向上
ここ数年は守備意識も向上し、前線から積極的にプレスをかけるようになりました。
どうやらかつてインテルを指揮していたマンチーニから「まずはチームのために働け」と言われたことが大きかったみたいです。
実際、イカルディのプレスから高い位置でボールを奪うことに成功し、得点・アシストに繋がることもあります。
イカルディ自身もマンチーニには非常に感謝しており、「エリア内で動き回るだけの選手から成長できた」と語っています。
まとめ
今回はイカルディのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- ゴールへの嗅覚とポジショニングセンスでワンタッチゴールを決める
- 特にクロスに合わせる技術や裏抜けの技術は抜群
- 組み立てには参加しないので展開によって消えることも
- ただ守備意識が高くなり、以前よりもチームへの貢献度は高い
アルゼンチン代表は攻撃陣の層が厚く、イカルディですら当落線上にあります。
ですが、そのうちディバラらと代表の中心選手として活躍する時代が来るでしょう。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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