プレミアリーグの強豪リバプールに所属するアレクシス・マクアリスター。
カタールW杯では主力選手として優勝に貢献し、クラブではブライトンのクラブ史上初となるEL出場権獲得に導きました。
すでに完成度の高い選手ですが、リバプールでどんな飛躍を遂げるのか楽しみな選手です。
今回はそんなマクアリスターのプレースタイルや背番号についてまとめました。
目次
アレクシス・マクアリスターのプロフィール
名前:アレクシス・マクアリスター
生年月日:1998年12月24日
国籍:アルゼンチン
出身:サンタローサ
身長:174cm
体重:72kg
利き足:右足
ポジション:MF
背番号:10
経歴:アルヘンティノス(2016~2019)
⇒ブライトン(2019~2023)
⇒アルヘンティノス(2019) ※レンタル
⇒ボカジュニアーズ(2019~20) ※レンタル
⇒リバプール(2023~)
マクアリスターのリバプールでの背番号は10番。
これはかつてマイケル・オーウェン、ルイス・ガルシア、フィリペ・コウチーニョ、サディオ・マネらが背負った番号です。
ちなみにブライトン時代も10番を付けていましたが、アルゼンチン代表ではメッシがいるため20番を背負ってプレーしています。
リバプールへの移籍金は?
2022-23シーズンのオフにブライトンからリバプールへの移籍が決まったマクアリスターですが、その移籍金は3500万ポンド(約61億円)。
マクアリスターの能力から考えるとかなり安いように感じますが、これはブライトンが2022-23シーズンの開幕前に設定した契約解除金なので、W杯やシーズン中の活躍を考慮していない設定金額となりました。
リバプールはこの解除金を支払ったことで効率的に中盤を強化することに成功しています。
アレクシス・マクアリスターのプレースタイル
中盤ならどこでもできる万能MF
マクアリスターは技術とインテリジェンスを兼ね備えた選手で、トップ下~アンカーまで中盤のポジションをどこでもこなすことができます。
キープ力、パス、プレス耐性、推進力、どれをとっても申し分なく、マクアリスターがいることでチームのビルドアップがスムーズに。
密集地帯でも正確なコントロールとキープ力を武器に、ボールを奪われずに前進し決定機に繋げていきます。
守備の強度も水準以上
司令塔タイプで守備は苦手そうに見えるマクアリスターですが、守備の強度は高くリバプールのスタイルにもフィットできるでしょう。
174cmと小柄ながら球際は強く、献身的にハードワークしてボール奪取を試みます。
また、ジャンプ力が特別あるわけでもありませんが、空中戦の勝率も意外と悪くなく、致命的な弱点になることはないです。
危険なエリアを埋めてパスカットするなど、ポジショニングも優秀で守備面でもサッカーIQの高さが伺えます。
決定力の向上が課題
マクアリスターは強烈なキック力を武器に積極的にゴールを狙います。
時にゴラッソを決めることもありますが、どちらかというと決定力は今後の課題と言えるでしょう。
2022-23シーズンはブライトンでリーグ戦10ゴールをマークしましたが、このうち6得点はPKによる得点で、流れの中では決定機の場面で外すシーンが多い印象です。
決定機をしっかり決めていれば、おそらく15ゴールくらいはいけたと思います。
ただ、キックの質は非常に素晴らしいですし、得点する時のパターンも豊富なので、一つのきっかけによって得点を量産できる選手に変貌する可能性は極めて高いでしょう。
一方で数字が物語っているようにPKのキックは抜群に上手く、将来的にリバプールのPKキッカーを任されてもおかしくはありません。
ちなみにブライトン時代には直接FKから豪快なゴールを決めています。
まとめ
今回はアレクシス・マクアリスターのプレースタイルについて紹介しました。
創造性とインテリジェンスを駆使したプレーメーカーでありながら、献身的に守備での貢献も高い選手です。
まさに現代MFに求められる要素をすべて持っている選手ですが、これからリバプールの絶対的な主力選手になることはできるのでしょうか。
リバプール戦の放送予定はこちらを参考にしてみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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