トッテナム所属の韓国代表ソンフンミン。
2021-22シーズンはプレミア得点王を獲得し、世界を代表するアタッカーの一人に成長。
ロリスが退団した2023-24シーズンからはチームのキャプテンに就任。
今回はソンフンミンのプレースタイルと背番号やポジションについて書きたいと思います。
ソンフンミンのプロフィール
ソンフンミンの背番号は7番。
アーロン・レノンから受け継ぎました。
レバークーゼン時代や韓国代表でも7番をつけることが多く、7番にはそれなりに愛着があるようです。
ソンフンミンのプレースタイル
積極果敢なドリブル
一度ボールを持てば積極的にドリブルで仕掛けてエリア内に侵入。
左サイドでボールを受け、直線的にゴールへ向かいエリア内に入れば巧みなカットインでDFをかわしていきます。
足元の技術、スピードに加えてアグレッシブに自分から仕掛けることができるので常に先手を取ってドリブルすることが可能です。
そしてスペースが広がっている状況では、最大限に良さを発揮。
初速の速さを活かして相手を置き去りにし、シュートコースを確保します。
高精度のシュート
ドリブルで局面を打開してからは高精度のシュートでネットを揺らします。
サイドの選手はドリブルは凄いけど他はイマイチということがあるので、このあたりがソンフンミンとの大きな差です。
実際ブンデス時代からの成績を見ると、ソンフンミンの決定力の高さがよくわかります。
ソンフンミンのリーグ戦成績 | ||||
シーズン | チーム | 試合数 | 得点 | アシスト |
2010-11 | ハンブルガーSV | 13 | 3 | 0 |
2011-12 | ハンブルガーSV | 27 | 5 | 1 |
2012-13 | ハンブルガーSV | 33 | 12 | 3 |
2013-14 | レヴァークーゼン | 31 | 10 | 4 |
2014~15 | レヴァークーゼン | 30 | 11 | 2 |
2015-16 | トッテナム | 28 | 4 | 1 |
2016-17 | トッテナム | 34 | 14 | 6 |
2017-18 | トッテナム | 37 | 12 | 6 |
2018-19 | トッテナム | 31 | 12 | 6 |
2019-20 | トッテナム | 30 | 11 | 10 |
2020-21 | トッテナム | 37 | 17 | 10 |
2021-22 | トッテナム | 35 | 23 | 7 |
2022-23 | トッテナム | 36 | 10 | 6 |
逆足でも利き足並みに精度が高く、ミドルも強烈で正確なのでどこからでも狙うことができます。
ただ単にゴールを決めるわけではなく、声を上げてしまうような美しいシュートを数多く決めている印象です。
斜め45°から放たれるシュートは左右ともに高精度ですし、振り向きざまの強烈ミドルや難しいボールをダイレクトで流し込む技術は見事ですね。
スプリント能力
ドリブルでもソンフンミンのスピードは遺憾なく発揮されますが、単純にスプリント能力が高いのでゴールへ向かう動き出しも脅威になっています。
この他、裏抜けでボールを呼び込んでシュートを狙うパターンもあります。
こちらは途中出場からハットトリックを決めたシーン。
右足と左足のミドルシュート、そして裏抜けでのゴール。
ソンフンミンの魅力がつまった圧巻のハットトリックでした。
適正ポジションは?
両足の精度が高いので右サイドでもプレーできますが、トッテナムでプレーしているように左ウイングが適正ポジションだと思います。
左の大外で仕掛けることがプレーの軸になっています。
フィジカルやキープ力が高くボールが収まるのでワントップも意外と上手く、年齢を重ねてスピードが衰えてきたら中央のポジションでもう一花咲かせるかもしれません。
まとめ
今回はソンフンミンのプレースタイルと背番号やポジションについて紹介しました。
- 積極的にドリブルで仕掛けゴールへ向かい高精度のシュートでネットを揺らす
- スプリント能力が高いのでカウンターの場面で持ち味を発揮しやすい
- 背番号は7番
アジア人選手の域を超えたドリブルとシュート力は間違いなくワールドクラス。
すでにトッテナムのレジェンドになることは間違いないですが、今後もキャプテンとしてチームを牽引できるのか。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
ダビンソンサンチェスのプレースタイルと背番号!身体能力抜群の好CB
名前:ソン・フンミン
生年月日:1992年7月8日
国籍:韓国
出身:江原道春川市
身長:183cm
体重:77kg
利き足:右足
ポジション:FW
背番号:7
経歴:ハンブルガーSV(2010~2013)
⇒レバークーゼン(2013~2015)
⇒トッテナム・ホットスパー(2015~)