トッテナム・ホットスパー所属のデンマーク代表クリスティアン・エリクセン。
オランダのアヤックス時代から順調に成長し、今や世界屈指の司令塔の一人にまで成長しました。
今回はそんなエリクセンのプレースタイルと特徴、適正ポジションについて書きたいと思います。
目次
エリクセンのプロフィール
名前:クリスティアン・エリクセン
生年月日:1992年2月14日
国籍:デンマーク
出身:メデルファード
身長:182m
体重:71kg
ポジション:MF
利き足:右足
背番号:23
経歴:アヤックス(オランダ・2010~2013)
⇒トッテナム・ホットスパー(イングランド・2013~)
エリクセンのプレースタイルと特徴
10番のポジションでプレーすることが多いエリクセンですが、
現代の司令塔に求められる能力をすべて満たしているといっても過言ではないほど完成度の高い選手です。
プレースタイルには主に以下の特徴があります。
パスの精度が高い
やはりエリクセンと言えばパスですね。
相手DFが触れられない、GKも飛び出せないという位置にピンポイントでボールを出せます。
パスの強弱、ボールの軌道もしっかり計算してパスを出しているのだと思います。
とにかくパスの精度が高いので味方は自分のタイミングで動き出すことができます。
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ここ最近は明らかにアシスト数が増えています。
トッテナムでのリーグ戦アシスト数
- 2013~14シーズン 25試合8アシスト
- 2014~15シーズン 38試合2アシスト
- 2015~16シーズン 35試合13アシスト
- 2016~17シーズン 32試合15アシスト
ここ2シーズンは二桁アシストをマーク。
特に昨年は国内カップ、チャンピオンズリーグなどを含む公式戦で22アシストをマークしており、これはヨーロッパで1位の数字です。
そしてもう少し深掘りするとこれだけのアシストができるのはパスの精度が高いだけではないことが分かります。
両足とも利き足レベルで扱える
エリクセンは高いレベルで両足を使うことができます。
サッカー選手にもなれば当然両足でそこそこ蹴れますが、どちらも世界レベルという選手はなかなかいません。
片足しか使えない選手だと利き足に持ち替えるその一瞬でパスを出すタイミングを逃してしまうこともあります。
その点エリクセンは両足を使える分、常に最高のタイミングで最高のパスを出せることができます。
状況判断が正確
パスの精度以上に魅力的なポイントかもしれません。
試合中エリクセンは何度も首を振って周りの状況を確認しています。
とにかく色んなところに視線を送って、常にピッチ全体を俯瞰で見ることができています。
そしてその情報をふまえてどうすればチャンスになるかを瞬時に判断して的確なパスをいとも簡単に繰り出します。
そのあたりは常人には分からない領域なのでしょうが、この状況判断の正確さがアシスト数にも繋がっています。
トッテナムやデンマーク代表の試合を見る時はエリクセンの首振りにも注目してみると面白いと思います。
また、トラップの技術も一級品なのですが、周りの状況がしっかり見えているので相手が奪えない遠い位置にピタッと収めることができます。
あとエリクセンは状況によってディフェンスラインまで下がってパス回しに参加したり、時には受け手にもなることができます。
他の選手と同じ動きをしたり、ポジションが被ったりすることはあまりないですね。
試合やチームの状況に応じて自分の役割を変えられるのも状況判断の良さがそうさせているのだと感じます。
決定力もある
パスだけだと一流止まりだったのかもしれませんが、エリクセンが超一流と呼ばれるのは決定力の高さがあってこそです。
トッテナムでのリーグ戦ゴール数
- 2013~14シーズン 25試合7ゴール
- 2014~15シーズン 38試合10ゴール
- 2015~16シーズン 35試合6ゴール
- 2016~17シーズン 32試合8ゴール
両足の精度の高さはシュートにも活かされており、左右どちらでも豪快なミドルシュートを放ちます。
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このシュートの精度も凄いのですが、
オフザボールで何度も首を振って周りを確認しているのが分かると思います。
特にシュートを打つ前に一度後ろを振り向いて背後に相手がいないことを確認しています。
いないと分かっているので落ち着いてシュートを打つことだけに集中できています。
あとフリーキックでの得点も多いですね。
運動量豊富
実はエリクセンはめちゃくちゃハードワークする選手で、
プレミアリーグの全チームの中でも上位に入るほど走行距離があります。
しっかり自陣深くまで戻って守備をした後でもチャンスと判断すれば一気に前線まで駆け上がり得点に絡もうとします。
適正ポジションは?
エリクセンを使うならトップ下がベターだと思います。
ただ、現在のトッテナムではデレ・アリがトップ下を務めエリクセンは右サイドや左サイドでプレーすることが多いです。
サイドでも質の高いプレーを見せ続けており、2列目であればどこでもプレーできる印象です。
まとめ
今回はクリスティアン・エリクセンのプレースタイルと特徴、適正ポジションについて紹介しました。
- 両足から高精度のパスを出せる
- 状況判断力に優れる
- 決定力もありミドルシュートやフリーキックの得点も多い
- 運動量に優れ1試合の走行距離はプレミアリーグトップクラス
エリクセンはまさに現代サッカーの理想的な司令塔と言うことができますね。
今後はさらなるステップアップも楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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