チェルシー所属のフランス代表カンテ。
フランス6部から這い上がってきた選手で、
2017年はフランス年間最優秀選手賞やプレミアリーグ年間最優秀選手賞など数多くの個人賞を受賞し、いまやワールドクラスのボランチに成長しました。
今回はカンテのプレースタイルと背番号について書きたいと思います。
カンテのプロフィール
名前:エンゴロ・カンテ
生年月日:1991年3月29日
国籍:フランス・マリ
出身:パリ
身長:169cm
体重:68kg
利き足:右足
ポジション:MF
背番号:7
経歴:ブローニュ(2011~2013)
⇒カーン(2013~2015)
⇒レスター・シティ(2015~2016)
⇒チェルシー(2016~)
チェルシーでの背番号は7番。
Objective: maintain momentum with another 3pts!@ChelseaFC
Objectif: garder le rythme avec 3 nouveaux points! pic.twitter.com/1uZpbLs4lr— N’Golo Kanté (@nglkante) 2017年9月23日
これはかつて
- ディディエ・デシャン
- アドリアン・ムトゥ
- マニシェ
- アンドリー・シェフチェンコ
- ラミレス
らがつけていた番号です。
カンテのプレースタイル
カンテはボランチを主戦場としており、高い守備能力でチームに貢献します。
広大な守備範囲
カンテは90分間走り続けられる運動量と危機察知能力に優れ、ピッチ全体を縦横無尽に駆け回って守備をします。
味方のミスにいち早く反応してカバーするプレーは秀逸で、相手のカウンターのチャンスを何度も摘み取ります。
カンテが出場する試合を見るとピンチの場面では必ずと言っていいほど、カンテが顔を出してカバーしています。
特に相手のカウンターの場面では、カンテの存在感は非常に頼もしく感じることができます。
ボール奪取力
小柄なのに球際はかなり強いです。
ただ、フィジカルでバチバチぶつけるというよりは間合いの詰め方が上手い印象があります。
相手の一瞬の隙きを突いて、
まるで蛇のようにスルスルと体を入れてボールを奪う感じですね。
そしてそれを運動量豊富にしつこくできるので、ボールを持っている相手としては常に緊張感がありボールを離すタイミングを間違えると一気に刈り取られてしまいます。
ドリブルで抜かれたとしても後方から足を伸ばしてノーファールで奪い切れるのもカンテの凄さです。
推進力で攻撃に貢献
フランス時代はサイドでのプレーも注目を集めていたカンテはドリブルやスピードも水準以上。
前にスペースがある時やボールを奪った時は自ら前線に持ち運び、味方にボールを預けます。
カウンターなど相手の守備が整っていない時にこういう推進力のあるプレーは効果的。
味方のアタッカーが仕掛けやすくなります。
高い守備能力からマケレレと比較されることも多々ありますが、このあたりはマケレレにはない特徴だと思います。
展開力はない
一方、ビッグクラブのボランチとして展開力はそこまであるタイプではありません。
ダブルボランチの時にカンテと守備的な選手のコンビではどうしても組み立てが上手くいかず攻撃に物足りなさが出てしまいます。
パスを散らせる選手とコンビを組むのがベターです。
まとめ
今回はカンテのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- 広大な守備範囲とボール奪取で相手のチャンスの芽を摘み取る
- 推進力はあるが、展開力はそこまでない
中盤の守備においてカンテほどのクオリティを持っている選手はなかなかいないでしょう。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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