マンチェスターユナイテッド所属のポールポグバ。
ユベントスで劇的な成長を遂げ、いまやワールドクラスの選手として注目を集める存在。
将来はバロンドール候補に押す声もちらほら聞かれます。
今回はそんなポグバのプレースタイルと背番号について書きたいと思います。
ポグバのプロフィール
名前:ポール・ラビイレ・ポグバ
生年月日:1993年3月15日
国籍:フランス・ギニア
出身:ラニー=シュル=マルヌ
身長:191cm
体重:84kg
利き足:右足
ポジション:MF
背番号:6
経歴:マンチェスター・ユナイテッド(2011~2012)
⇒ユヴェントス(2012~2016)
⇒マンチェスター・ユナイテッド(2016~)
ポグバのマンチェスターユナイテッドでの背番号は6番。
これはかつて
- ギャリー・パリスター
- ヤープ・スタム
- ロラン・ブラン
- リオ・ファーディナンド
- ウェス・ブラウン
- ジョニー・エヴァンス
らが背負った番号です。
ちなみにユベントスでは背番号6をつけた後にテベスの後を受け継ぎ10番を背負ってプレーしていました。
ポグバのプレースタイル
ポグバは剛と柔を兼ね備えた選手。
強靭なフィジカルと繊細なボールタッチを駆使して攻撃面で高く貢献します。
プレースタイルには以下の特徴があります。
高精度のロングフィード
ポグバのロングフィードはとにかく綺麗です。
振りと球速が速く低弾道なのに正確。
しっかりバックスピンが掛かっているので受け手は非常にトラップしやすいです。
ユナイテッドではスコールズを彷彿とさせます。
一人で見ていても思わず「おおお!」と声が出てしまうほど美しいです。
キープ力
足元のテクニックとフィジカルの強さ、リーチの長さを活かしたキープ力も武器です。
フィジカルの強いプレミアでも余裕でプレーしていますね。
激しいプレッシャーでも物怖じせずキープができますし、相手が無理やり奪おうとする結果ファールをもらいマイボールにします。
また五分五分か不利なボールでもフィジカルの強さを活かしてマイボールにすることができます。
奪われないという安心感があるので味方は安心して動き出すことができます。
推進力
ボールを奪われないキープ力に加えて推進力が抜群なのもポグバの凄さ。
2人に囲まれてもボールを取られずに抜き去る重戦車ドリブルで局面を打開し決定機を演出します。
中盤でボールを奪ってからゴール前まで上がるスピードは一級品で、見ていて気持ちいいほどダイナミックです。
ミドルシュート
強烈なミドルシュートも相手の脅威になります。
右足だけでなく左足でも高精度のミドルを放ちます。
特にユベントス時代はかなりの本数を決めていました。
Quattro scudetti, due Coppe Italia e due Supercoppe Italiane in bianconero, conditi da giocate sopraffine. Tanti auguri, @paulpogba! 🎂 pic.twitter.com/yHEhWv4Tdk
— JuventusFC (@juventusfc) 2017年3月15日
守備意識は低い
守備の能力が決して低いわけではありませんが、最近は守備意識の低さが目立ちます。
ボランチ起用でモウリーニョから守備のタスクを課せられていることに不満があるのか、口論するシーンも話題になっています。
試合を見てもボールを奪われた後の攻守の切り替えが遅く、フラフラしているシーンが度々見受けられます。
CBもズルズル下がるためマティッチの負担が明らかに増えています。
モウリーニョがポグバの守備に怒るのは納得で、この守備意識のままではボランチとしての起用は無理でしょう。
そこで、ポグバが守備意識を変えるか、守備の負担が少ないポジションで使う必要性があります。
実際、トップ下で使われた際は守備も比較的こなし、普段サボっているだけなのがよく分かります。
前目のポジションで守備のタスクから解放されたことで攻撃面での躍動感が増し、それが結果として守備のやる気も引き起こしている感じですかね。
ポグバの長所を考えると最大限に良さが出るのはインサイドハーフだと思いますが、トップ下でも十分相手の脅威になっています。
まとめ
今回はポグバのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- 正確なロングフィードでチャンスメイク
- 抜群のキープ力と推進力で決定機を生み出す
- ミドルシュートも武器
- 守備能力が低いわけではないが、起用法によって守備意識の低さが目立つ
ポグバのダイナミックでエレガントなプレーはまさに規格外。
攻撃が大好きな選手なので監督としては極力守備の負担を減らしてあげることが重要だと思います。
でも、どうせなら守備もパーフェクトになれば、もっととんでもない選手になる気もします。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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