アンゴラという小国にルーツを持ち、長くパリサンジェルマンでプレーをしたマテュイディ。
現在はイタリアセリエAのベストチーム、ユベントスで活躍しています。
もし松井大輔のファンなら彼の存在を早くから知っていたかもしれません。
フランスリーグのサンテティエンヌで1シーズンだけですが、共にプレーしていました。
それは彼が今のように有名になる前のはるか前の話です。
若手でありながらもその存在感は際立っていた選手です。
今回はそんなマテュイディのプレースタイルと背番号やポジションについて紹介します。
マテュイディのプロフィール
名前:ブレーズ・マテュイディ
生年月日:1987年4月9日
国籍:フランス
出身:トゥールーズ
身長:180cm
体重:75kg
利き足:左足
ポジション:MF
背番号:14
経歴:トロワAC(2004~2007)
⇒サンテティエンヌ(2007~2011)
⇒パリ・サンジェルマン(2011~2017)
⇒ユベントス(2017~)
マテュイディのプレースタイル
マテュイディのプレーエリアは、インサイドハーフかアンカーを任されることが多いです。
マテュイディはボックストゥボックスプレイヤーと言われています。
自陣のボックスから相手のボックスまで幅広いエリアをカバーしてプレーしています。
わかりやすい例でいうと、ジェラードやビダルなどがそうです。
現代フットボールではモダンなミッドフィルダーですね。
そのために必要なスキルとは、攻守の切り替えが素早くできる判断力、それを支える機動力、そして試合終盤まで衰え知らない運動量です。
こういう選手がチームに1人いれば、仲間は助かります。
チームのために絶えず動き回り、サポートを惜しまない、そして機を見て前線にトップスピードのまま駆け上がります。
ドリブルの推進力も目を見張るものがあり、腰が落ち重心が低く多少のフィジカルコンタクトではボールを失いません。
マテュイディがボールを持つと、グイグイという表現がぴったりなドリブルで突破していきます。
そしてそのままシュートを打つこともあれば、見事なラストパスでゴールをお膳立てすることもあります。
華麗な崩し!
マテュイディが中央で上手く前を向き、抜け出したグリーズマンへ。
最後はGKの股間を抜いてネットを揺らした。#W杯欧州予選 フランス×ベラルーシは https://t.co/u4BaoHt81Q で配信中。#テレビでDAZN📺 pic.twitter.com/wXXDa7yg2k— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2017年10月10日
こちらは味方のパスを前を向いて受けて持ち運び、グリーズマンのゴールをアシストしました。
試合を見ていると、スプリントを生かして相手を追い回し、捕まえると高いインテンシティを発揮してボール奪取。
奪った後はそのままドリブルで突破するときもあれば、一旦中盤や前線にボールを預け、自身はそのままゴール前に侵入することもあります。
中盤の選手でありながらも高い得点力を発揮します。
ワンタッチシュートのセンスもあり、ボックス内に入られると厄介なプレイヤーですね。
ダイナミズムを備え完成度の高いミッドフィルダーです。
パリサンジェルマンの当時の監督であるアンチェロッティも絶賛しています。
「マテュイディがいる時といない時では試合におけるダイナミズムが違う」と。
一方で、マテュイディ1人が中盤のアンカーにポジションを取ると、しばしば中盤のバランスが崩れます。
マテュイディはあくまで機動力を生かしたボックストゥボックスの選手だからです。
気が効く選手がもう1人いないとマテュイディも安心して前線に飛び込めません。
よって縦横無尽に動けるインサイドハーフが適正ポジションだと思います。
まとめ
今回はマテュイディのプレースタイルと背番号やポジションについて紹介しました。
- ボックストゥボックスの選手でピッチを縦横無尽に動き回れる
- 機を見たドリブルや前線への飛び出しでチャンスを作る
- ボール奪取力も高い
- ポジションはインサイドハーフが適正
キャリアとしてはピークに差し掛かっていますが、ユベントスでもコンスタントに出場しており未だ衰えることはありません。
チャンピオンズリーグやワールドカップでの活躍もまだまだ期待したいですね。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
ディバラのプレースタイルと背番号やポジション!特徴はドリブルとシュートセンス
ベンタンクールのプレースタイルと背番号!ウルグアイの若き司令塔
クアドラードのプレースタイルとポジション!スピードを活かしたドリブルに注目
グリーズマンのプレースタイルと背番号!凄さは多彩なシュートパターンと守備の献身性
トリッソのプレースタイルと背番号!積極果敢なシュートが持ち味
コメントを残す