世界中のサッカー選手や監督から褒め称えられ、彼こそ世界最高の選手の1人と数えられる選手がいる。
それがヴィッセル神戸に所属する、アンドレス・イニエスタです。
スペインのメディアからエル・イルシオニスタと呼ばれていて、日本語で言うと手品師です。
この1言で彼のプレースタイルを的確に表現しています。
そんな世界中のサッカー選手やファンから愛されるイニエスタとはどのような選手なのでしょうか?
プレースタイルや背番号を紹介していきます。
イニエスタのプロフィール
名前:アンドレス・イニエスタ・ルハン
生年月日:1984年5月11日
国籍:スペイン
出身:フエンテアルビージャ
身長:171cm
体重:68kg
利き足:右足
ポジション:MF
背番号:8
経歴:バルセロナB(1996~2003)
⇒バルセロナ(2002~2018)
⇒ヴィッセル神戸(2018~)
背番号
イニエスタのヴィッセル神戸での背番号は8番。
移籍前は三田啓貴選手がつけていましたが、喜んでイニエスタに明け渡しました。
スペイン代表、バルセロナでも8番をつけており、強い愛着を持っています。
バルセロナでは、
- エウセビオ
- フリスト・ストイチコフ
- ギジェルモ・アモール
- アルベルト・セラデス
- フィリップ・コクー
- ルドビク・ジュリー
らが背負った番号です。
イニエスタのプレースタイル
12歳でバルセロナの下部組織に入団したイニエスタは当初守備的ミッドフィルダーでした。
しかし彼の才能はそこではなく、攻撃的な位置でこそ発揮されるようになり、少し前目のミッドフィルダーとして活躍しています。
頭の回転の早さ
イニエスタとプレーした選手・監督がが口を揃えて言うのが、頭の回転の早さです。
考えるスピードが一般的なサッカー選手よりはるかに優れています。
考えるスピードとは、
- 自分がどこでパスを受けてどこに渡すか
- どのような展開をすると相手の守備ブロックが崩れるのか
- トラップをしてボールをどこに置けば次のプレーにスムーズに移行できるのか
といったことです。
常に頭を回転させるので、ピッチ上で誰よりも次の展開が見えています。
そのため得点に繋がるパスをいとも簡単に出すことが可能です。
バルセロナの試合を見ていると、イニエスタがサイドステップやバックステップをしているシーンが目立ちます。
常にステップをしながら最適なポジショニングを意識しているんですね。
何気ないプレー1つ1つに意味があります。
サッカーとは90分のうちボールを直接触って関与するプレーは1人あたり2分程度であると言われており、残りの88分は考えながら動くスポーツです。
そこで考えるスピードが並外れているイニエスタが活躍するのは自然なことです。
クイックネスを活かしたドリブル
そしてクイックネスを駆使したドリブルが非常にうまいです。
相手に当たられないようにスルスルと抜け出していくのですが、抜く寸前まで重心が左右にブレないのがイニエスタの真骨頂です。
スピードがないように見えて(実際には速いです)、一瞬の動きで抜いていきます。
上体と目のフェイクとクイックネスによって相手DFを無力化します。
こちらは見事なドリブルで縦へ突破し、スアレスのゴールをアシストしました。
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— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年1月28日
足元でのプレーを好みますが、ペナルティエリアに近づくと一気にスピードアップをし、得意のドリブルやFWとのワンツーでゴール前に強襲しゴールを奪います。
ワンタッチプレーにも凄みがあり、守備側からするとボールの奪いどころがないためどうしようもないです。
小柄なため接触プレーは苦手としていますが、
類稀なシンキングスピードでそれを避けながらプレーしています。
捕まえにいってもタッチ数の少ないプレーにより、当たりにさえいけないのです。
まとめ
今回はイニエスタのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- 頭の回転が早く常に次のプレーが見えている
- クイックネスを活かしたドリブルで相手を一瞬で置き去りにする
シャイで口数の多くない選手ですが、プレーと背中で見せることでチームを引っ張ります。
以前バルセロナを率いていたルイス・エンリケはイニエスタをこう評しています。
「イニエスタは世界遺産なんだ。バルセロナだけの財産だけではない。」
イニエスタのプレーを見られることの幸せを噛み締めながら彼のプレーを楽しみましょう。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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