スペイン、いや世界を代表するディフェンダーとして名前が真っ先にあがる選手がセルヒオ・ラモスではないでしょうか。
セビージャでプロデビューを果たし、18歳にして40試合以上に出場。
その後すぐにレアル・マドリードに移籍。
以降レアルの象徴としてチームを牽引しています。
強い個性とリーダーシップを持った選手で、高い守備力、技術、統率力を兼ね備えたほぼ完璧なDFとして絶大な評価を得ています。
国は違いますが、イタリアのレジェンド、パオロ・マルディーニからは後継者として指名されており、ラモス自身もマルディーニの影響を受けたと話しています。
では具体的にセルヒオ・ラモスとはどのような選手なのでしょうか。
プレースタイルを深く探ってみたいと思います。
セルヒオラモスのプロフィール
名前:セルヒオ・ラモス・ガルシア
生年月日:1986年3月30日
国籍:スペイン
出身:セビリア
身長:184cm
体重:82kg
利き足:右足
ポジション:DF
背番号:4
経歴:セビージャB(2003~2004)
⇒セビージャ(2004~2005)
⇒レアル・マドリード(2005~)
セルヒオラモスのプレースタイル
セルヒオ・ラモスはサイドバックもセンターバックも高いレベルでこなす万能型プレイヤー。
プレーには以下の特徴があります。
欠点のない守備能力
ラモスはセンターバックとして必要な能力を全て兼ね備えています。
センターバックにありがちなスピード不足といったことも、ラモスには当てはまりません。
抜群のスピードがありフィジカルも屈強というとんでもない選手なのです。
チームメイトに攻撃大好きなマルセロという選手がいますが、彼が頻繁にオーバーラップできているのも、ラモスのカバーリングがあるおかげです。
ラモスを信頼しているからこそ、ディフェンダーでありながらバイタルまで進出するマルセロがいるわけです。
広いエリアをカバーするラモスは、その走力とリスクマネジメントにより、レアルの守備を支えています。
ラモスの走るスピードは時速30kmを超えるデータもあるほどです。
当然対人プレー・空中プレーも得意で、レアルのゴール前で高い壁として君臨しています。
身長は184cmとずば抜けて大柄ではないですが、試合を見ると大きく見えませんか?
ラモスがたくさんの相手FWと競り勝てるのは、類まれなるジャンプ力とフィジカルを持っているからです。
また身体を張れってシュートストップができ、相手と並走してもタックルでボールを奪い取れる選手。
半身で相手のプレーを読み攻撃を摘み取る選手ではなく、ハードなタックルでマイボールにしてしまう守備力は恐ろしいものがあります。
そして高精度のロングフィードで一気に局面を変えることができ、ビルドアップ能力もかなり高いです。
FW顔負けの得点力
そして守備だけにとどまらず、得点力も魅力。
FKやCKからラモスが猛然とゴール前に飛び込んで、打点の高いヘディングをしているシーンをよく見ます。
それがしかも試合終了間際の得点だったりするので、印象に残るゴールが多いです。
チームを勝たせたいという強い意志と得点感覚に優れたラモスらしいゴールで、レアルを勝負強いチームにさせています。
セビージャ・レアルで積み上げたゴール数は50を超えていますが、2016~17シーズンにはキャリアハイとなるリーグ戦7ゴールをマークしています。
退場が多い
一方で強烈な個性は時として、マイナスに働くこともあります。
プレーに熱くなりすぎるのがラモスの欠点で、不用意なカードをもらうことがとても多いです。
バルセロナとのエル・クラシコなんて5回以上も退場していますからね。
壮絶な戦いに終わった先週末の #エル・クラシコ。
最高のエンターテイメントを皆さんはもう見ましたか?
まだ見ていない貴方の為に注目シーンをお届けします!セルヒオ・ラモスにレッド!
見逃し配信を観るなら https://t.co/u4BaoHt81Q で。 pic.twitter.com/uHWrwR6bTe
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2017年4月29日
ラモスに冷静さがあればほんとうにパーフェクトなディフェンダーになれます。
レアルが大一番での致命傷を避けるためにも、ラモスはもっとクリーンな選手になることが求められます。
まとめ
今回はセルヒオラモスのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- ディフェンダーに必要な能力を全て兼ね備えた選手
- FW顔負けの得点力で劇的なゴールが多い
- 熱くなって不用意なカードを貰うこともある
30歳を過ぎてなお今でも衰えを見せないラモス。
今後もクラブや代表での活躍を期待したいところです。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
モドリッチのプレースタイルと背番号!凄さは守備もできる万能性
ダビドシルバのプレースタイルと背番号!ファンタジスタの凄さとは?
コメントを残す