アーセナル所属のスペイン代表ベジェリン。
バルセロナのカンテラ出身のサイドバックで、スペインが誇るスピードスターです。
今回はベジェリンのプレースタイルと背番号について書きたいと思います。
目次
ベジェリンのプロフィール
名前:エクトル・ベジェリン・モレノ
生年月日:1995年3月19日
国籍:スペイン
出身:バルセロナ
身長:177cm
体重:74kg
利き足:右足
ポジション:DF
背番号:24
経歴:アーセナル(2013~)
⇒ワトフォード(2013~2014) ※ローン移籍
ベジェリンのアーセナルでの背番号は24番。
これはかつて
- マーク・フラッツ
- ジョン・ルキッチ
- リチャード・ライト
- ラミ・シャーバン
- マヌエル・アルムニア
- ヴィト・マンノーネ
- アブ・ディアビ
らがつけていた番号です。
GKがつけることが多かった番号ですね。
ちなみに元々の背番号は39番で、2015~16シーズンより24番になりました。
ベジェリンのプレースタイル
ベジェリンの武器は圧倒的なスピード。
40mのスピードは4秒41でこれはボルトよりも速いタイムです。
もちろん100mではボルトの方が速いですが、この加速力は魅力的です。
そしてこのスピードを活かしたプレースタイルが特徴的です。
スピードを活かしたオーバーラップ
攻撃時は積極果敢にオーバーラップして攻撃に厚みをもたらします。
1試合におけるオーバーラップの本数はかなり多く、最終ラインで守備をしていてもそこから駆け上がってカウンターに絡みます。
オーバーラップすることでマークを引きつけて味方の選択肢を増やしたり、スルーパスを引き出して自ら決めることもあります。
右サイドからスルーパスに抜け出した #ベジェリン がネットを揺らす!
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— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年1月14日
突っ込みすぎる
ただ、闇雲に前に駆け上がっている印象もあります。
CBや中盤の選手がパスコースを限定された厳しい状況でも、全く配慮せずに前へ上がることがあります。
こういう時は低い位置でパスコースを確保するプレーをして欲しいですね。
オーバーラップするタイミングだったり、ポジショニングが上手くなると更に良くなると思います。
攻撃の選択肢が少ない
オーバーラップしてからの選択肢が少ないのも欠点です。
基本的にワンツーを使って侵入するシーンが多いですが、これ以外の効果的な選択肢はほとんどないです。
試合に出始めた頃はもう少し縦にドリブルで仕掛けて奥深くまで侵入シーンもありましたが、最近は完全に鳴りを潜めています。
またクロスの精度も低く、パスミスも多いです。
特に最近はバックパスの頻度が増えており、相手からすると楽に守ることができます。
迫力のあるオーバーラップは魅力ですが、攻撃で圧倒的な存在感を放つまでには至っていないのがベジェリンの現状です。
スピードを活かしたカバーリング
守備ではカバーリングが魅力で相手のカウンターの場面では彼のスピードがよく活きます。
相手がFWが裏へ抜け出してGKと1対1になるシーンでも素早く帰陣して後ろからボールを刈り取り、シュートを打てせません。
守備は苦手
ただ、元々はアタッカーだったこともあり、基本的に守備が上手いわけではありません。
最終ラインにしては寄せが甘く、ポジショニングも悪いので相手からすれば狙い所になっています。
守備に対してはある程度の我慢が必要だと思いますが、最近は攻撃でも不発気味なので納得のいかないファンは多いでしょう。
まとめ
今回はベジェリンのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- スピードを活かしたオーバーラップとカバーリングが特徴的
- 攻撃の選択肢を少なく、守備も課題
ビッククラブの基準で見た時にはまだまだ課題の多い選手ですが、アーセナルで試合に出始めた頃に見せていたプレーのようにそのポテンシャルはとてつもなく高いです。
タイプは違いますが、ゆくゆくはマルセロのような攻撃で圧倒的な存在感を発揮するサイドバックになって欲しいですね。
チームメイトのプレースタイルはこちらにまとめています。
スペイン代表
⇒ダビドシルバのプレースタイルと背番号!ファンタジスタの凄さとは?
⇒マルコアセンシオのプレースタイルと背番号!ポジションも多彩
⇒ジェラールピケのプレースタイルと背番号!攻守に能力の高いCB
アーセナル
⇒オーバメヤンのプレースタイルと背番号!スピードが特徴のストライカー
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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