パリ・サンジェルマンに所属するアドリアン・ラビオ。
パリ・サンジェルマンの下部組織出身で、当時からクラブの最高傑作として将来を期待されていました。
スター軍団のチームにおいても、若いながら貴重な戦力としてコンスタントに出場機会を得て存在感を示しています。
また、近年若手の活躍が目覚ましいフランス代表ですが、その内の一人がラビオですね。
今回はそんなラビオのプレースタイルや背番号について紹介したいと思います。
ラビオのプロフィール
名前:アドリアン・ラビオ
生年月日:1995年4月3日
国籍:フランス
出身:サン・モリース
身長:188cm
体重:71kg
利き足:左足
ポジション:MF
背番号:25
経歴:パリ・サンジェルマン(2012~)
⇒トゥールーズ(2013) ※ローン移籍
背番号
ラビオのパリ・サンジェルマンでの背番号は25番。
これはかつて
- グレゴリー・ペスレイ
- ジェローム・ロタン
らが背負った番号です。
ラビオのプレースタイル
ラビオのポジションはインサイドハーフが主で、チーム編成上時々アンカーも任されることがあります。
ゲームメイクに優れている選手で、大柄なわりにトリッキーなプレーも多く、ボールタッチも柔らかいため観客を沸かせることのできる選手です。
ドリブルでの推進力
ドリブルを多用して攻め上がりますが、そのドリブルのパターンが多彩で相手も守るのに苦労します。
スピードもそこそこありますがそれに頼るのではなく、細かいタッチと上体のフェイクで相手の逆を取ってドリブルで抜いていきます。
こちらはワンタッチで相手をかわし、そのままゴール前まで持ち運びカバーニのゴールをアシストしたシーンです。
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— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2017年7月23日
こうして中盤から推進力をもたらし、攻撃に高く貢献します。
パスセンス
188cmとサイズは大きいですが、パスが上手いのも魅力です。
ショートパス、ミドルパス、サイドチェンジと味方の足元にぴったり送る技術の高さがあります。
しっかりとゲームを組み立てる意識がある選手です。
ラビオがいないとどうしても前線と中盤以降が間延びをし、カウンターを受けるシーンが目立ちます。
ラビオがゲームメイクすることにより面白いようにボールが回ります。
個性派揃いのパリサンジェルマンにおいても積極的にボールを呼び込み、味方に供給していきます。
1試合のパス成功率は90%を記録する試合も度々あります。
ミスが少ないため、ラビオには信頼されてボールが回ってきます。
ボールを足元で受けたがる傾向がありますが、足元の技術に自信があるこそです。
まだ10代の頃から危険な位置でも全く慌てずボールを繋いでいましたので。
このあたりはラビオの図太さというかメンタルの強さを感じます。
ただ、アンカーの位置は慣れていないためか不用意なプレーが多いので、このへんの状況判断は今後改善する余地がありそうです。
守備でのハードワーク
以前はデュエルの弱さを指摘されていましたが、長いリーチを生かしたボール奪取と読みの良いインターセプトが武器のためその弱点を補っています。
もちろん完璧に上手いわけではなく、穴になることもあります。
しかし、しっかりハードワークする姿勢は評価できると思います。
そして奪ってからそのままゴール前まで駆け上がり、左足でなんなくゴールを決めているあたり攻守万能方のミッドフィルダーですね。
まとめ
今回はラビオのプレースタイルと背番号を紹介しました。
- ドリブルでの推進力とパスワークで攻撃に高く貢献
- 守備は完璧ではないが、ハードワークができる
若手で長身、左利きのコントロールタワーとして軒並みビッグクラブが狙っている逸材がラビオです。
長短織り交ぜたパスによる展開力でパリサンジェルマンでも中心となり、代表を引っ張っていけるようになれば、世界のどのクラブでも主役になれるはずです。
チームメイトのプレースタイルはこちらにまとめています。
パリ・サンジェルマン
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フランス代表
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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