フットボール界では10番とともに攻撃の要とされるポジションの背番号があります。
それが8番です。
古くはアルゼンチンのベロン、現代ではイニエスタがそうですが、現在若手で8番がもっとも似合うのがコランタン・トリッソです。
FWからMF、DFとユーティリティーさでどのクラブも欲しがる選手ですね。
今回はそんなトリッソのプレースタイルや背番号を紹介していきます。
トリッソのプロフィール
名前:コランタン・トリッソ
生年月日:1994年8月3日
国籍:フランス
出身:タラール
身長:181cm
体重:78kg
利き足:右足
ポジション:MF
経歴:オリンピック・リヨン(2013~2017)
⇒バイエルン・ミュンヘン(2017~)
背番号
トリッソのバイエルンでの背番号は24番。
これはかつて
- アリ・ダエイ
- ロケ・サンタクルス
- ティム・ボロウスキ
- シナン・クルト
らが背負った番号です。
トリッソのプレースタイル
トリッソのポジションは中盤です。FW〜DFまで一定水準以上でプレーできますが、もっとも力を発揮できるのが中盤のセンターです。
本人もDFの前でプレーをするのが好きで得意だと語っているように、センターハーフが適正かもしれません。
後方からの飛び出し
ゲームメイクを主体にしながら、相手のバイタルまで頻繁に入っていくプレーも好みます。
リヨン時代からトリッソが中盤の底からゴール前まで飛び出すことによって、相手の守備ブロックを混乱に陥れていました。
中盤の選手がゴール前に入っていくと相手DFはどうしても十分にケアできません。
ゴール前でのプレーを好むため、中盤の選手でありながらも高い得点率を誇っています。
パンチ力のあるミドルシュートは脅威で、トリッソがボックス前でボールを受けると高確率でシュートを枠内に飛ばします。
ミドル一閃!!#トリッソ がネットに突き刺し、バイエルンが追加点を挙げた。
🇩🇪ブンデスリーガ 第25節
🆚#フライブルク×#バイエルン
📺見逃し配信を観るならhttps://t.co/u4BaoHbwDg⚽プレミアリーグ&ラ・リーガ 全試合中継開始。#時代を変えろ#スポーツの新しい本拠地 pic.twitter.com/55wGWg2gXk
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年3月4日
このような強烈ミドルを左右両足から同じように繰り出すので凄すぎます。
ディフェンスが前に来ないならミドルでズドン。
前に出てくればワンツーで抜け出してGKと1対1の状況を作り出します。
自然と得点数も増えるわけですよね。
バイエルンでもしっかり得点を決めていますが、特にリヨン時代はチームがトリッソに合わせていたのでそれに比例してばんばんゴールを挙げていました。
高精度のロングパス
少し深い位置から繰り出す高精度なロングパスは、バイエルンミュンヘンでも徐々に目立つようになってきました。
サイドアタックを多用するチームに、トリッソからのロングパスという新たな選択肢が加わり、バイエルンの攻撃はより多彩になります。
ただ、ショートパスの精度は低いですし、不用意なパスミスが多いのも事実。
バイエルンだとパス回しでは足枷になることが多く、パスミスから決定的なシーンを作られてしまう事もあります。
守備意識は低い
インテンシティの高いディフェンスも特徴です。
フィジカルも強く、対人プレーを苦にしません。
激しいプレッシングと鋭い出足でピンチの芽を摘み取っていきますし、
ガチっと当たり悪質なタックルをせずともボールを奪ってしまいます。
ただ、守備意識が低いこともあり、軽さが目立つシーンもあるので決して守備が上手いとは言い切れない部分もあります。
それと攻守両面でそうですが、少しポジショニングに不安があります。
このあたりを修正できるようにすればバイエルンでも代えの利かない選手となるでしょう。
ビダルを手本にしてさらにハイレベルな選手になって欲しいですね。
まとめ
今回はトリッソのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- 中盤からゴール前へ飛び出してチャンスに絡む
- 両足で精度の高いミドルシュートを放つ
- ロングパスを上手いが、ショートパスの精度が低くビルドアップの貢献度は低い
- 対人プレーは強いが守備意識が低いので軽さが目立つ
プレーからはとんでもない可能性を感じさせますが、若さゆえの課題も多くまだまだ伸び代の大きい選手です。
バイエルンの攻撃のタクトを振るうとき、フランス代表として中心になるとき、それはそう遠くなさそうです。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
トーマスミュラーのプレースタイルと背番号やポジション!特徴は何?
グリーズマンのプレースタイルと背番号!凄さは多彩なシュートパターンと守備の献身性
コメントを残す