2023-24シーズンからサウジアラビアのアルアハリに移籍したロベルト・フィルミーノ。
プレミアリーグ、ブラジル代表で活躍してきたフィルミーノが、サウジアラビアの地でどんな活躍を見せるのか。
今回はフィルミーノのプレースタイルと背番号について書きたいと思います。
フィルミーノのプロフィール
تركيـز ولياقـة 💪🏻💚 pic.twitter.com/9BTLYzuxoJ
— النادي الأهلي السعودي (@ALAHLI_FC) July 13, 2023
ホッフェンハイムで背番号10番、リバプールで9番をつけていたフィルミーノ。
アルアハリではドイツ時代と同じ10番を再び背負っています。
フィルミーノのプレースタイル
フィルミーノはブラジル人選手らしく細かいタッチのドリブルや多彩なフェイントで意外性のあるプレーを見せます。
プレースタイルには以下の特徴があります。
スペースメイク
リバプールではトップの位置でプレーすることが多いフィルミーノ。
ただ、純粋なストライカーというよりは自由に動き周り、スペースを作るプレーが特徴的です。
よくサイドに流れたり、中盤に下りてボールを受けることが多いです。
そしてフィルミーノが動いたことで空いたスペースにサイドアタッカーや中盤の選手が入りこみ、フィルミーノが効果的なパスを送ることで攻撃に流動性が生まれます。
爆発的な突破力があるわけではなく、攻撃のリンクマンとして潤滑油のような役割を果たすのがフィルミーノという選手の最大の特徴です。
時にはチャンスメイクをした後にゴール前に侵入し、フィニッシュを決めることも。
しっかり引いて守備意識の高い相手でもサイドに流れたり、中盤に下りて持ち運んだり、こういうプレーが効果的に機能するので下位チームとの対戦でも問題なくプレーできます。
ポストプレーも上手い
決して大柄な選手ではありませんが、ポストプレーもかなり上手いです。
柔軟に周りを使いチャンスを演出しながら自ら決定機に絡む
これがフィルミーノの特徴だと思います。
決定力
チャンスメイクが抜群に上手いフィルミーノはもちろん決定力も兼ね備えており、裏へ抜けてのシュートやヘディングの精度も非常に高いです。
典型的な9番タイプというわけでは無いので、シーズン20ゴール以上を記録するほどの決定力ではありませんが、それでもホッフェンハイム時代とリバプール時代に1度ずつリーグ15ゴール超えを達成しています。
守備での貢献度
フィルミーノは守備での貢献度もかなり高いです。
ファーストディフェンダーとして
- ハイプレス
- パスコースを消す
- プレスバックで背後からボールを奪取する
など前線の選手に求められる守備の役割を完璧にこなしています。
試合終盤まで運動量が落ちることなく献身的に動き回っているのが印象的です。
「スペースとチャンスを演出し、ゴールを決め、守備のスイッチを入れる」
攻守両面においてフィルミーノの持つ役割は非常に重要で、ここまでのタスクをこなせる選手はチームにも、そして世界を見渡してもなかなかいないと思います。
まとめ
今回はフィルミーノのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- スペースメイクやポストプレーでチャンスを演出し自ら決定機に絡む
- 裏抜けやヘディングも上手く決定力が高い
- 守備での貢献度は高い
フィルミーノのプレーを見る際はオフザボールの動きに注目すると面白いと思います。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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名前:ロベルト・フィルミーノ・バルボーサ・デ・オリヴェイラ
生年月日:1991年10月2日
国籍:ブラジル
出身:マセイオ
身長:180cm
体重:76kg
利き足:右足
ポジション:FW
背番号:10
経歴:フィゲイレンセ(2009~2010)
⇒ホッフェンハイム(2011~2015)
⇒リバプール(2015~2023)
⇒アルアハリ(2023~)