リバプール所属のイングランド代表オックスレイド・チェンバレン。
アーセナル時代は好不調の波も大きかったですが、
リバプールではユルゲン・クロップの下、本来の能力を遺憾なく発揮しています。
今回はそんなチェンバレンのプレースタイルと背番号について書きたいと思います。
チェンバレンのプロフィール
名前:アレックス・オックスレイド・チェンバレン
生年月日:1993年8月15日
国籍:イングランド
出身:ポーツマス
身長:180cm
体重:70kg
利き足:右足
ポジション:MF
経歴:サウサンプトン(2010~2011)
⇒アーセナル(2011~2017)
⇒リバプール(2017~)
背番号
チェンバレンのリバプールでの背番号は21番。
これはかつて
- ジミ・トラオレ
- ルーカス・レイバ
らが背負った番号です。
チェンバレンのプレースタイル
チェンバレンのプレースタイルは以下の特徴があります。
一瞬で相手を置き去りにするスピード
チェンバレンの生命線はそのスピードと次項で述べるテクニックにあります。
前所属のアーセナルでは、思う様な出場機会を得られず、不遇の時を過ごす時もありました。
しかし、リバプールに移籍後はアーセナルとの戦術的な違いから彼のメリットを活かす事ができるようになります。
リバプールはアーセナルと違い、前線の選手が比較的高い位置を取り、中盤にスペースが生まれます。
その為、彼にとってスピードを活かす土壌が出来上がっている訳です。
彼の主戦場はサイドにありますが、クロップは彼の特性を見抜き、インサイドハーフとしてプレーさせることもあります。
その特性は、彼のスピードあるドリブルで一気に敵陣にまでボールを持ち上がる事ができる点です。
このプレーにより、自陣から相手陣内までの距離を稼ぐ事ができ、ドリブルというオプションの中で、敵陣に攻め込む事を可能にしているのです。
ここにアーセナル所属時とは違い躍動した彼を見る事が可能になった要因があります。
卓越したテクニック
スピードの速いドリブルをする上で、重要になってくる要素が足元のテクニックです。
テクニックと聞くと、かつてのロナウジーニョやネイマールの様に数々のフェイントで相手を置き去りにする事を想像します。
しかし、チェンバレンにおけるテクニックとは、ドリブルをする際のボールを置く位置を指します。
たとえ相手がフィジカルが強くても、プレッシャーが早くても、的確な位置にボールを置く事ができます。
彼は敵、味方だけでなくスペースを意識して把握する事が出来ているので、ドリブルがしやすくなる様な位置にボールを置き、攻撃に繋ぐ事が出来ます。
しかし、このプレーにはデメリットがあります、1対1でマークについてくる相手なら相手の裏をかく事が出来ますが、複数人でスペースを埋める様に守備をしてくるチームには、機能し辛くなります。
その理由は、敵が連動しながらスペースを埋めて距離を詰めているので、フリーのスペースが狭くなる為です。
こういったチームが相手の時、
- 彼が自身のドリブルスペースを空けながらプレー
- パス&ゴーで相手を動かしてからスペースを開け、スピードを活かす
この2つのプレーで彼の特性を発揮しています。
時には卓越したボールキープで味方のゴールをお膳立てすることもあります。
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距離を稼ぐ推進力
先程の動画が示す通り、スピードとテクニックを活かしたドリブルによる中央突破はリバプールに新たなパワーをもたらしています。
インサイドハーフがあれほどの推進力を見せると当然相手にとっては脅威になります。
ピッチ中央でボールを受けた際に、前方にスペースがあれば積極的に持ち運ぶことでチャンスを演出します。
アタッキングサードに積極的にドリブルで持ち上がる事で、
- 相手を自分に食いつかせてサイドにパスを出す
- サイドを囮に自分がシュートまで持ち込む
この2つの選択肢を生み出します。
特にリバプールにはサディオ・マネ、そしてモハメド・サラーという点取り屋がサイドにいるので1つ目の選択肢は非常に効果的ですね。
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— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年3月4日
相手が嫌がる2つの選択肢を相手が対応出来ないスピードで行い、
ゴール・アシストを決める事こそが彼のスピードとテクニックの恩恵によるものです。
まとめ
今回はチェンバレンのプレースタイルと背番号について紹介しました。
- スピードとテクニックを活かしたドリブル
- 抜群の推進力でボールを持ち運びチャンスを演出
リバプールで完全に開花した印象のあるチェンバレン。
まだ若い選手ですし今後の活躍に期待したいですね。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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