プレミアリーグのブライトンに所属するソリー・マーチ。
三笘選手との両ウイングは非常に破壊力があり、ブライトンに欠かせない選手の一人です。
今回はそんなソリー・マーチのプレースタイルと背番号について書きたいと思います。
目次
ソリー・マーチのプロフィール
マーチは2011年にアマチュアリーグのルイスFCでデビューし、その年の12月にブライトンと契約。
2013-14シーズンにトップチーム昇格を果たしました。
その後はブライトン一筋で活躍し、過去にはU-20、U-21イングランド代表としてもプレーしました。
一方、A代表の招集はまだありません。
成績
ソリー・マーチのリーグ戦成績 | ||||
シーズン | リーグ | 試合数 | 得点 | アシスト |
2013-14 19歳 |
チャンピオンシップ | 24 | 0 | 1 |
2014-15 20歳 |
チャンピオンシップ | 11 | 1 | 1 |
2015-16 21歳 |
チャンピオンシップ | 16 | 3 | 1 |
2016-17 22歳 |
チャンピオンシップ | 25 | 3 | 2 |
2017-18 23歳 |
プレミアリーグ | 36 | 1 | 1 |
2018-19 24歳 |
プレミアリーグ | 35 | 1 | 5 |
2019-20 25歳 |
プレミアリーグ | 19 | 0 | 1 |
2020-21 26歳 |
プレミアリーグ | 21 | 2 | 1 |
2021-22 27歳 |
プレミアリーグ | 31 | 0 | 2 |
2022-23 28歳 |
プレミアリーグ | 33 | 7 | 7 |
右ウイングを主戦場にした2022-23シーズンは7ゴール7アシストの活躍で大ブレイクを果たしたマーチ。
それまでは左のウイングバックやサイドバックを主戦場にプレーしていました。
ソリー・マーチのプレースタイル
カットインからの決定機創出
これまで左サイドをメインにプレーしていたマーチですが、2022-23シーズンから右サイドで本格的にプレーするようになってからはカットインでのチャンス創出が非常に増えています。
三笘選手ほどの爆発的な突破力は無いものの、カットインからのシュートは一級品。
また、ドリブルでの前進や懐の深いカットインで味方が攻め上がる時間を作って、逆サイドに展開したり、高精度のクロスでアシストを狙います。
逆サイドからのボールに合わせる動き出し
カットインシュートだけでなく逆サイドからのボールに合わせるのも上手いです。
左サイドでの組み立てに対し、斜めの動き出しでディフェンスラインの裏を狙ったり、左からのクロスにヘディングでゴールを決めることもあります。
こちらは三笘選手のドリブルに対して斜めの動き出しでパスを引き出し、ゴールを決めました。
マーチの斜めの動き出しからの逆サイドへのシュートは一つの武器になっており、リバプール戦でも似たようなゴールを決めています。
また、左SBエストゥピニャンのクロスに合わせての得点も多く、逆サイドのクロスにしっかり合わせにいけるのも覚醒した一つの要因と言えます。
守備も献身的
元々ウイングバックをやっていたこともあり、右ウイングのポジションになってからも非常に献身的な守備を見せます。
パスコースを消しながらプレスをかけるのも上手いですし、ディフェンスラインが数的不利になりそうな場面ではプレスバックをして危険なスペースを埋めます。
ブライトンで三笘選手も献身的に守備をするので、両ウイングの攻守に渡る貢献度はチームの強みの一つと言えるでしょう。
適正ポジションは?
マーチはウイングからサイドバックまで両サイドを幅広くプレーでき、どちらのサイドでもボールを簡単に失わずに高精度のクロスを供給できます。
攻撃面で大きく覚醒を遂げた今のマーチを後ろのポジションで使うのはもったいない印象で、カットインした後に左足でクロスやシュートを狙えることを考えると右ウイングでの起用がベストでしょう。
一方、ウイングバックやサイドバックでプレーする場合はドリブルの推進力と左足での高精度クロスを発揮しやすい左WBや左SBでの起用が良さそうです。
まとめ
今回はソリー・マーチのプレースタイルと背番号、年齢、ポジションについて紹介しました。
デゼルビ監督の出会いによって覚醒を果たしたマーチ。
イングランド代表に押す声も出てきている中、今後も更なる進化を遂げることはできるのか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
名前:ソロモン・ベンジャミン・マーチ
生年月日:1994年7月20日
年齢:29歳
国籍:イングランド
出身:イーストボーン
身長:180cm
体重:88kg
利き足:左足
ポジション:MF
背番号:7
経歴:ルイスFC(2011)
⇒ブライトン(2013~)