ザルツブルクに所属する南野拓実選手。
セレッソ時代からプレーの幅を広げており、自慢の得点力を武器に日本代表でも活躍中です。
今回はそんな南野拓実選手のプレースタイルや背番号について書きたいと思います。
南野拓実のプロフィール
名前:南野拓実(みなみの たくみ)
生年月日:1995年1月16日
国籍:日本
出身:大阪府泉佐野市
身長:175cm
体重:67kg
利き足:右足
ポジション:FW
背番号:18
経歴:セレッソ大阪(2012~2014)
⇒レッドブル・ザルツブルク(2015~)
ザルツブルクでは18番をつけてプレーしていますが、日本代表では主に9番をつけてプレーしています。
セレッソ大阪では13番をつけてプレーしていました。
南野拓実のプレースタイル
南野選手は日本代表だとトップ下でプレーすることが多いですが、どちらかと言えば、パスでチャンスメイクするタイプよりもストライカーに近いタイプの選手です。
詳しく見ていきましょう。
サイドでのドリブル突破
若い頃の南野選手のイメージといえば、ドリブルではないでしょうか?
持ち前のテクニックを活かして、狭いエリアでも強引に仕掛けるドリブルが魅力です。
こういったプレーはセレッソ大阪時代に多かったですね。
海外に移籍してからは少なくなりましたが、サイドに流れてのドリブル突破は選択肢の一つとして今でも持っています。
また、対面の選手を剥がして前にボールを運ぶのも上手く、この推進力が今の代表でも効果的に働いています。
高速ターン
南野選手の大きな武器になっているのが高速ターンです。
ボックス付近でパスを受ける際に、トラップと同時に体を反転させることで、DFをかわしてシュートまで持ち込むことができます。
ボールを受ける瞬間に素早く反転して前を向けるため、大型ディフェンスは為す術もなく、ペナルティーエリアへの侵入を許してしまいます。
また、ターンを最大限に活かすための、相手と相手の間でパスを受けるポジショニングも秀逸で、パスを受ける前の準備段階ですでに勝負が決まっていることもあります。
シンプルなプレー
海外移籍後から南野選手のプレースタイルは大きく変貌を遂げます。
かつてはサイドでドリブル突破してチャンスメイクするプレーが特徴的な選手でしたが、海外に移籍してからは、得点への意識がより強くなったように感じます。
自分でいけると判断した時は多少強引にでも、ドリブルで持ち運んでシュートまで持っていく形が多いです。
ただ、フィジカルコンタクトが激しく、守備戦術が緻密な海外ではJリーグのようにドリブルで前を向くシーンを作るのは簡単ではありません。
そこで、ワンタッチでシンプルにパスを出し、そこからゴール前に走り込んで決定機に絡むというパターンも多くなっています。
常に動き回りながらボールを受けることで、屈強なディフェンダーとも渡り合えることができます。
特に南野選手は身長が高いわけではないので、相手をかわしながらプレーすることは重要でしょう。
また、前述した高速ターンで突破するプレーやDFラインと駆け引きをして、裏へ抜けるプレーも選択肢として持っています。
南野選手のこういった特徴は、日本代表だと「ポストプレーでCBを釣り出せる大迫選手」や「サイドでドリブルやスルーパスを出せる中島選手」がいる時に、特に活かされやすいです。
彼らがいれば、南野選手はフィニッシャーとしての役割に専念できるため、パフォーマンスも自然と向上します。
反対に彼らがいなくなった途端に怖さが半減してしまう所があり、これは今後の代表での課題だと思います。
両足の決定力
右足が得意な南野選手ですが、左足でも精度の高いシュートを放つことができます。
こちらはCBとSBの間を上手く抜け出し、左足で見事なボレーシュートを決めたシーンです。
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チャンスメイクは苦手
日本代表でトップ下を務めていますが、香川真司選手や清武弘嗣選手のように創造性は乏しく、パスによるチャンスメイクは得意ではない印象です。
ドリブルで打開できる点は素晴らしいですが、ボールを持ちすぎるシーンが多々あり、もっと周りを見ながら効果的なパスを出せるようになると更に良くなりそうです。
現段階で南野選手がトップ下で輝くには、サイドや後方で動き出しをちゃんと見てくれて、良質なパスを出せる選手が必要だと思います。
まとめ
今回は南野拓実選手のプレースタイルについて紹介しました。
ドリブルだけでなくシンプルにゴールに迫るプレーで得点力が向上
高速ターンで相手DFを置き去りにする
逆足のシュート精度も高い
海外で揉まれたことでセレッソ時代よりもプレーの幅が広がり、色んな得点の取り方ができるようになった印象ですね。
ワールドカップ落選の悔しさも経験した南野選手が今後どんな活躍を見せるのか非常に楽しみです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
2019-20シーズン、南野選手が所属するザルツブルクはUEFAチャンピオンズリーグに出場します。
ザルツブルクはグループEでリバプール、ナポリ、ゲンクと対戦。
ゲンクに所属する伊東純也選手との日本人対決にも注目が集まります。
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