セリエＡ・ナポリに所属するセネガル代表クリバリ。
ナポリでは規格外のプレーで好調ナポリを支えており、セリエＡ屈指CBに成長しています。
今回はクリバリのプレースタイルや背番号について書きたいと思います。
クリバリのプロフィール
名前：カリドゥ・クリバリ
生年月日：1991年6月20日
国籍：セネガル・フランス
出身：サン・ディエ・デ・ヴォージュ(フランス)
身長：187cm
体重：89kg
利き足：右足
ポジション：DF
背番号：26
経歴：FCメス(フランス・2010～2012)
⇒ヘンク(ベルギー・2012～2014)
⇒ナポリ(イタリア・2014～)
セネガル国籍の両親の元に生まれたクリバリはフランスで育ちU-20フランス代表でもプレー経験があります。
「フランス代表になかなか呼ばれない」「両親の祖国」であることを考慮して24歳の時にセネガル代表を選択します。
しかし、後にこの事を知らなかったフランス代表のデシャン監督がユーロ2016での招集を検討するコメントを発したことでも話題になりました。
セネガル代表を決断する前に招集していればフランス代表を選んでいたかもしれませんね。
クリバリのプレースタイル
クリバリは195cmの身長とアフリカ選手ならではの身体能力を活かしたプレーが特徴です。
これといった弱点がなく万能CBという印象です。
1対1に強い
とにかく対人はめちゃくちゃ強いです。
195cmの身長と強靭なフィジカルで相手を圧倒。
球際ではほとんど勝利し相手FWに仕事をさせません。
FW目線で言えばクリバリ相手にしっかりボールを収められる選手は一流のポストプレーヤーと言えるかもしれません。
空中戦も強く相手のクロスをことごとく跳ね返し、セットプレーでも脅威になります。
スピード
普通190cm以上の選手は体格面でのフィジカルは凄くてもスピードに難があることが多いです。
この場合、裏抜けの上手い選手にあっさり裏へ飛び出されてゴールを決められてしまいます。
しかし、クリバリはスピードも兼ね備えており、相手に裏を取られそうになっても持ち前のスピードでカバーします。
スライディングの技術も高いので斜め後ろからのスライディングでボールを掻っ攫うこともできます。
このように守備範囲が広いのでカバーリング能力にも長けています。
セリエＡでもサイドの選手の突破を封じ込めるシーンが度々見受けられ、数多くのサイドアタッカーがクリバリの前に沈黙しています。
ちなみにマウリツィオ・サッリが就任した2016～17シーズン以降は戦術理解・状況判断も著しく向上し、ますます安定した守備を見せています、
ビルドアップも上手い
更に凄いのが足元の技術も持ち合わせている点です。
両足の精度も高く効果的な縦パスを入れて攻撃のスイッチを入れることができます。
足元の技術に自信がある分、非常に落ち着いていて相手のプレスが激しくてもなんなくいなしてゲームメイクしますし、ボール奪取してからも焦ることなくパスを出している印象です。
ちなみにドリブルもなかなか上手いです。
インターセプトしてからゴール前まで持ち上がることも稀にあります。
まとめ
今回はクリバリのプレースタイルについて紹介しました。
「強さ」「高さ」「速さ」「技術」全てを兼ね備えたCB
この調子で成長していけば近い将来世界トップクラスのCBの一人として知られることになるでしょう。
いや、すでにその域にあるかもしれませんね。
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最後までお読み頂いてありがとうございました。
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