スアレスのプレースタイル！凄さは動き出しと決定力にあり！

バルセロナ所属のウルグアイ代表スアレス。

クラブ、代表で得点を量産し世界最高のFWの呼ぶ声も高い選手です。

ですが、

スアレスって良くゴールを決めるけど何が凄いんだろう…。

こう疑問に思っている方も多いと思います。

そこで今回はスアレスのプレースタイルについて書きたいと思います。

スアレスの凄さはどこにあるのでしょうか。

1 スアレスのプロフィール
2 スアレスのプレースタイル
3 まとめ

スアレスのプロフィール

名前：ルイス・アルベルト・スアレス

国籍：ウルグアイ

出身：サルト

身長：182cm

体重：85kg

ポジション：FW

利き足：右足

背番号：9

経歴：ナシオナル・モンテビデオ(ウルグアイ・2005~2006)

→フローニンゲン(オランダ・2006~2007)

→アヤックス(オランダ・2007~2011)

→リヴァプール(イングランド・2011~2014)

→バルセロナ(スペイン・2014~)

スアレスのプレースタイル

スアレスは基本的に何をやっても一級品。

何でもできる選手ですが、個人的には以下のプレーが武器だと感じます。

抜群のシュートセンス

とにかくシュートが上手いですね。

右足、左足、ヘディング全てが高精度です。

豪快なシュートもありますが、GKから遠いコースを狙ったり、相手の予測を外すシュートが多いです。

GKが「そこで打つ？」というようなタイミングや角度のない位置から決めてきます。

こういうシュートは相手の動きと位置をしっかり確認して打っている証拠でもあります。

ちなみにエールディヴィジ(オランダ)、プレミアリーグ(イングランド)、リーガエスパニョーラ(スペイン)の3つで得点王を獲得しています。

オフザボールの動きが巧み

スアレスはオフザボールの動きが非常に上手いです。

「自分が動けばこうチャンスになる」というのは把握した上であらゆる動きをしている印象です。

ここにスアレスの凄さがあり、

この技術があるからこそ多くの決定機を作ることができます。

DFの視界から消える位置にポジションを取る

スアレスは常に相手DFの視界から消える位置にポジションを取ろうとします。

相手の視界から消えることでスアレスの動き出しに対する反応を遅らせることができます。

特に多いのがオフサイドの位置から味方がパスを出す瞬間にオンサイドに戻って裏を取るパターンです。

この動きでキーパーと1対1になってフィニッシュを決めます。

オフサイドポジションをダラダラ歩いているように見えてしっかり狙いを持っているのでなかなかに狡猾です。

このスアレスの裏抜けに対応しようとしてDFラインを下げるとします。

すると今度はMFとDFのスペース(バイタルエリア)が空き、2列目の選手にこのスペースをどんどん使われてしまいます。

止まる動き

止まる動きをすることで相手のマークを外すことにも長けています。

裏を狙う動き出しに相手がしっかり対応した場合はピタリと足を止めてバックステップを踏みます。

こうすることで一瞬相手DFと距離感が生まれます。

そのタイミングでパスをもらいトラップしたり、ダイレクトシュートを打ちます。

特にサイドからボールを受ける時にこの動きは多いですね。

パスを出してからの動き出し

ボールを受けて捌いてから尋常じゃない早さでゴール前に猛進します。

この動きにパスの受け手が反応してダイレクトで裏に抜けたスアレスに入れます。

この動画みたいな感じですね。

これぞバルサ！
ゴール前でボールを受けた #スアレスがワンツーで抜け出し、最後はGKもかわして冷静に決めた。

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— DAZN ダ・ゾーン (@DAZN_JPN) 2017年12月10日

これは比較的ゴールに近い位置ですが、ゴールから遠い位置でもパスを出す前にイメージができれば最短距離でゴール前まで駆け上がります。

こぼれ球への反応

ストライカーらしく常にこぼれ球を狙っています。

普通味方がシュートを打つとボールの行方を見てしまいまがち。

しかし、スアレスは味方がシュートを打つ瞬間すでに動き始めています。

この動きによって相手よりも1、2歩早くこぼれ球に触れることが可能です。

疲れている時間帯にこの動きをするのはしんどいですが、スアレスはサボることなくやり続けます。