18大会連続20回目のワールドカップに挑むドイツ代表。
前回大会はまさかのグループリーグ敗退に終わりましたが、今大会もバイエルン組を中心に豪華メンバーを招集。
バイエルンを3冠に導いた名将ハンジ・フリックが指揮するカタール大会では、2大会ぶり5度目の優勝を成し遂げることができるのか。
そこで、今回は【カタールワールドカップ2022】ドイツ代表のメンバー・背番号・年齢・注目選手について紹介します。
目次
ドイツ代表の基本情報
FIFAランキング:11位
予選:欧米予選グループJ1位(9勝1敗)
【カタールワールドカップ2022】ドイツ代表のメンバー・背番号・年齢
GK | |||
背番号 | 名前 | 生年月日・年齢 | 所属 |
1 | マヌエル・ノイアー | 1986.3.27 (36歳) |
バイエルン |
12 | テア・シュテーゲン | 1992.4.30 (30歳) |
バルセロナ (スペイン) |
22 | ケヴィン・トラップ | 1990.7.8 (32歳) |
フランクフルト |
DF | |||
背番号 | 名前 | 生年月日・年齢 | 所属 |
20 | クリスティアン・ギュンター | 1993.2.28 (29歳) |
フライブルク |
4 | マティアス・ギンター | 1994.1.19 (28歳) |
フライブルク |
3 | ダヴィド・ラウム | 1998.4.22 (24歳) |
ライプツィヒ |
16 | ルーカス・クロスターマン | 1996.6.3 (26歳) |
ライプツィヒ |
15 | ニクラス・ジューレ | 1995.9.3 (27歳) |
ドルトムント |
23 | ニコ・シュロッターベック | 1999.12.1 (22歳) |
ドルトムント |
2 | アントニオ・リュディガー | 1993.3.3 (29歳) |
レアルマドリード (スペイン) |
5 | ティロ・ケーラー | 1996.9.21 (26歳) |
ウェストハム (イングランド) |
25 | アルメル・ベラ・コチャプ | 2001.12.11 (20歳) |
サウサンプトン (イングランド) |
MF | |||
背番号 | 名前 | 生年月日・年齢 | 所属 |
8 | レオン・ゴレツカ | 1995.2.6 (27歳) |
バイエルン |
6 | ヨシュア・キミッヒ | 1995.2.8 (27歳) |
バイエルン |
14 | ジャマル・ムシアラ | 2003.2.26 (19歳) |
バイエルン |
13 | トーマス・ミュラー | 1989.9.13 (33歳) |
バイエルン |
19 | レロイ・サネ | 1996.1.11 (26歳) |
バイエルン |
10 | セルジュ・ニャブリ | 1995.7.14 (27歳) |
バイエルン |
18 | ヨナス・ホフマン | 1992.7.14 (30歳) |
ボルシアMG |
17 | ユリアン・ブラント | 1996.5.2 (26歳) |
ドルトムント |
11 | マリオ・ゲッツェ | 1992.6.3 (30歳) |
フランクフルト |
21 | イルカイ・ギュンドアン | 1990.10.24 (32歳) |
マンチェスターシティ (イングランド) |
FW | |||
背番号 | 名前 | 生年月日・年齢 | 所属 |
9 | ニクラス・フュルクルク | 1993.2.9 (29歳) |
ブレーメン |
24 | カリム・アデイェミ | 2002.1.18 (20歳) |
ドルトムント |
26 | ユスファ・ムココ | 2004.11.20 (17歳) |
ドルトムント |
7 | カイ・ハヴァーツ | 1999.6.11 (23歳) |
チェルシー (イングランド) |
所属クラブの内訳:ドイツ20、イングランド4、スペイン2
バイエルンミュンヘン勢が7名で最多。次点でドルトムントが5名。フライブルク、ライプツィヒ、フランクフルトからは2名ずつ選出されています。
- マルコ・ロイス:ドルトムント
- エムレ・ジャン:ドルトムント
- ティモ・ヴェルナー:ライプツィヒ
- ベンヤミン・ヘンリヒス:ライプツィヒ
- フロリアン・ビルツ:レヴァークーゼン
- ヨナタン・ター:レヴァークーゼン
- クリストフ・クラマー:ボルシアMG
- ユリアン・ヴァイグル:ボルシアMG
- ルーカス・ヌメチャ:ヴォルフスブルク
- マクシミリアン・アーノルド:ヴォルフスブルク
- ラニ・ケディラ:ウニオン・ベルリン
- ロビン・ゴセンス:インテル
- ベルント・レノ:フラム
- ロビン・コッホ:リーズ
ドイツ代表の注目選手
ニコ・シュロッターベック
- 所属:ドルトムント
- 年齢:22歳
- ポジション:DF
- W杯メンバー入り:初
スピードとフィジカルを生かした積極果敢な守備が魅力の若手CB。
ドリブルで持ち運んだり、左足から放たれる対角への正確なフィードなど攻撃面での貢献度も非常に高い。
フライブルクで頭角を現すと、今シーズンはドルトムントと5年契約を締結。
ここまではリーグ戦全試合でスタメン出場を果たすなど、早くもレギュラーに定着している。
ヨシュア・キミッヒ
- 所属:バイエルン
- 年齢:27歳
- ポジション:MF
- W杯メンバー入り:2回目(2018・2020)
バイエルンでもドイツ代表でも欠かすことができない絶対的なボランチ。
守備、パス、戦術眼どれを取っても一級品で、攻守に渡り高いレベルでチームに貢献できる。
前線に高精度のフィードをいとも簡単に通すため、対戦相手目線ではキミッヒをいかに自由にさせないか、キミッヒへのパスコースを遮断することが重要。
ボランチのほか、右サイドバックでも高水準でプレーできる。
ジャマル・ムシアラ
- 所属:バイエルン
- 年齢:19歳
- ポジション:MF
- W杯メンバー入り:初
ドイツの未来と期待される天才MF。
足にボールが吸い付くようなボールタッチで密集地帯を突破し、得点・アシスト能力にも秀でる。
今シーズンはここまでチーム最多のリーグ戦9ゴールをマークしており、ワールドカップの活躍次第では一気に世界トップクラスの選手に上り詰める可能性を秘める。
マリオ・ゲッツェ
- 所属:フランクフルト
- 年齢:30歳
- ポジション:MF
- W杯メンバー入り:2回目(2014年・2022年)
2014年のブラジル大会決勝戦で決勝ゴールを決めた英雄がサプライズ招集。
病気や怪我で苦しんだ時期が続き、2017年11月の招集を最後に代表からも遠ざかった時期が続いたが、オランダのPSV移籍をきっかけに復調。
今シーズン加入したフランクフルトでは鎌田大地、イェスパー・リンドストロム、ランダル・コロ・ムアニらと好連携を見せており、好調を維持している。
卓越したパスセンスやドリブル、アイデアはブロックを敷いた相手に有効で、例えばリードされて相手が5バック気味で守ってくるような、スペースを生み出したい場面での起用が有力。
フリック体制では一度も召集は無かったが、ブラジル大会のように重要なゴールを決めてチームを勝利に導けるのか。
ユスファ・ムココ
- 所属:ドルトムント
- 年齢:17歳
- ポジション:FW
- W杯メンバー入り:初
17歳でメンバー入りを果たした超新星で、今シーズンはここまでチームトップのリーグ6ゴールをマーク。
第7節ドルトムントVSシャルケ戦では吉田麻也がムココに背後を取られて得点を許しており、日本目線で言えば、途中から出てくるとかなり厄介な相手になりそう。
ニクラス・フュルクルク
- 所属:ブレーメン
- 年齢:29歳
- ポジション:FW
- W杯メンバー入り:初
29歳で代表初召集された189cmの大型ストライカー。
典型的な9番タイプでサイズを生かした空中戦の強さとクロスに合わせる動き出し、周りを活かすポストプレーに定評がある。
昨シーズンは33試合19ゴールの活躍でチームを1部昇格に導くと、今シーズンはここまで得点ランク2位の10ゴールをマーク。
この数字はドイツ人選手の中ではトップの成績であり、この活躍が代表初招集に繋がった。
なお、大迫勇也が神戸に移籍するまでは共にプレーしており、フュルクルクのパスから大迫がゴールを決めたこともある。
まとめ
今回は【カタールワールドカップ2022】ドイツ代表のメンバー、背番号、年齢、注目選手を紹介しました。
マルコ・ロイスやヴェルナー、ビルツらが怪我で招集外になったものの、それでも選手層は非常に厚く、今大会も優勝候補の一角です。
グループリーグ敗退に終わった前回大会の雪辱を晴らすことはできるのか。
最後までご覧頂きありがとうございました。
出場:19回
優勝:1954・1974・1990・2014
準優勝:1966・1982・1986・2002
3位:1934・1970・2006・2010
4位:1958
ベスト8:1962・1994・1998