ニュージーランドとのプレーオフを制し、3大会連続6度目のワールドカップ出場を決めたコスタリカ代表。
2014年のブラジルW杯では守護神ケイラー・ナバスを中心にベスト8という好成績を収めましたが、再び旋風を起こすことができるのか。
また、日本と同じグループEに入り、日本のサッカーファンの注目も集めるチームです。
そこで、今回は【カタールワールドカップ2022】コスタリカ代表のメンバー・背番号・年齢・注目選手について紹介します。
目次
コスタリカ代表の基本情報
FIFAランキング:31位
予選:北中米カリブ予選4位(7勝4分3敗)
【カタールワールドカップ2022】コスタリカ代表のメンバー・背番号
GK | |||
背番号 | 名前 | 生年月日・年齢 | 所属 |
1 | ケイラー・ナバス | 1986.12.15 (35歳) |
パリSG (フランス) |
23 | パトリック・セケイラ | 1999.3.1 (22歳) |
CDルーゴ (スペイン2部) |
18 | エステバン・アルバラード | 1989.4.28 (33歳) |
エレディアノ |
DF | |||
背番号 | 名前 | 生年月日・年齢 | 所属 |
6 | オスカル・ドゥアルテ | 1989.6.3 (33歳) |
アルワフダ (サウジアラビア) |
2 | ダニエル・チャコン | 2001.4.11 (21歳) |
コロラドラピッズ (アメリカ) |
15 | フランシスコ・カルボ | 1992.7.8 (30歳) |
コンヤスポル (トルコ) |
14 | カルロス・マルティネス | 1999.3.30 (22歳) |
サンカルロス |
19 | ケンダル・ワストン | 1988.1.1 (33歳) |
サプリサ |
3 | ファン・パブロ・バルガス | 1995.6.6 (27歳) |
ミジョナリオス (コロンビア) |
22 | ロナルド・マタルリタ | 1994.7.9 (28歳) |
FCシンシナティ |
8 | ブライアン・オビエド | 1990.2.18 (31歳) |
レアルソルトレーク (アメリカ) |
4 | ケイセル・フレール | 1994.7.12 (28歳) |
エレディアノ |
MF | |||
背番号 | 名前 | 生年月日・年齢 | 所属 |
25 | アントニー・エルナンデス | 2001.10.11 (21歳) |
プンタレナス |
21 | ロアン・ウィルソン | 2002.5.1 (20歳) |
ムニシパル・グレシア |
13 | ゲルソン・トーレス | 1997.8.28 (25歳) |
エレディアノ |
24 | ドウグラス・ロペス | 1998.9.21 (24歳) |
エレディアノ |
17 | ジェルツィン・テヘダ | 1992.3.17 (29歳) |
エレディアノ |
10 | ブライアン・ルイス | 1985.8.18 (37歳) |
アラフェレンセ |
5 | セルソ・ボルヘス | 1988.5.27 (34歳) |
アラフェレンセ |
9 | ジェウィソン・ベネット | 2004.6.15 (18歳) |
サンダーランド (イングランド2部) |
20 | ブランドン・アギレラ | 2003.6.3 (19歳) |
グアナカステカ |
26 | アルバロ・サモラ | 2002.3.9 (19歳) |
サプリサ |
16 | ジョウスティン・サラス | 1996.6.17 (26歳) |
サプリサ |
FW | |||
背番号 | 名前 | 生年月日・年齢 |
所属 |
12 | ジョエル・キャンベル | 1992.6.26 (30歳) |
レオン (メキシコ) |
7 | アントニー・コントレラス | 2000.1.29 (21歳) |
エレディアノ |
11 | ジョハン・ベネガス | 1988.11.27 (33歳) |
アラフェレンセ |
監督:ルイス・フェルナンド・スアレス
年齢:62歳
出身:コロンビア
現役時代はDFとしてプレーし、引退後は中南米を中心に指導者キャリアを積んできました。
2006年ドイツ大会ではエクアドル代表を率いてベスト16進出、さらに2014年ブラジル大会ではホンジュラス代表を本大会に導くなどワールドカップでの経験が豊富な監督です。
コスタリカ代表監督には2021年6月に就任し、今年8月に2026年まで契約延長。
4-2-3-1、4-4-2、5-4-1など相手によって複数のフォーメーションを使い分けており、組織的な守備の構築にも定評があります。
コスタリカ代表の注目選手
ケイラー・ナバス
驚異的な反射神経によるシュートストップが魅力の絶対的守護神。
2014年のブラジルW杯でビッグセーブを連発しチームをベスト8へ導くと、レアルマドリードへの移籍を勝ち取り、CL3連覇にも貢献。
現在所属しているパリサンジェルマンでは第2GKの立場で、今季の公式戦出場はここまでゼロ。
コンディション・試合勘に不安を残すものの、ナバスの出来次第でグループリーグ突破が決まると言っても過言ではなく、最注目選手と言える。
オスカル・ドゥアルテ
ディフェンスリーダーとしてコスタリカの堅守を支える好CB。
対人守備とヘディングの強さに定評がある。
ブラジルW杯ではウルグアイ戦で代表初ゴールを決めるなど、中心選手として活躍したものの、準々決勝オランダ戦は累積警告で出場できず悔しい経験をした。
今シーズンからサウジアラビアのアル・ワフダでプレーしているが、これまではクラブ・ブルージュ、エスパニョール、レバンテでプレー。
リーガでの出場試合数は100試合を超えており、その経験と実力は間違いなく日本の脅威になると予想される。
フランシスコ・カルボ
積極果敢な守備とヘディングの強さが魅力のCB。
前回のワールドカップにも出場しており、今回の予選でもほとんどの試合でスタメン出場を果果たした。
左利きだがパス能力は決して高いとは言えず、ビルドアップでの貢献度も低い。
セルソ・ボルヘス
代表通算150試合を超え、今も最多キャップを更新し続けるベテランMF。
ナバスやドゥアルテらと共に長らくコスタリカ代表を支えてきた一人である。
当たりの強い守備が魅力で、中盤でボールを刈り取りカウンターに繋げる。
2021年から自国リーグでプレーしているものの、かつてはノルウェー、スウェーデン、スペインで10シーズン以上プレーした。
デポルティーボ・ラ・コルーニャ時代はリーガ出場100試合を超えており、クラブの1部残留に貢献するなど、サポーターからの信頼も厚かった。
ブライアン・ルイス
攻撃の要としてブラジルW杯ベスト8に導いたルイスは、カタールW杯後の引退を表明している。
37歳になりかつてのようなスピードはないものの、広い視野を生かしたパスとゴールへの嗅覚は衰えておらず、途中出場から流れを変えられる選手でもある。
W杯のような大会ではピッチに入るだけで会場の雰囲気すら変えてしまう可能性もあり、対戦相手としてはかなり厄介と言えるだろう。
ジェウィソン・ベネット
今大会のブレイク候補の一人である新星。
昨年史上最年少の17歳2ヵ月で代表デビューを飾ると、ニュージーランドとのプレーオフでは決勝ゴールをアシスト。
9月の韓国代表戦でも2ゴールをマークし、スタメンの座を確実なものにしている。
W杯では左サイドでスタメンを務めることが予想されるが、ドイツやスペイン相手にどこまで通用するのか。
ブランドン・アギレラ
ベネットと共にコスタリカの未来を期待される逸材MF。
この夏プレミアリーグのノッティンガム・フォレストと4年契約を結んだ。
現在は自国のグアナカステカに半年間ローン移籍中だが、1月にクラブに戻ることが決定している。
W杯ではジョーカーとしての働きが期待される。
ジョエル・キャンベル
19歳の時にアーセナルに引き抜かれるなどかつて将来を渇望されたFW。
ヨーロッパでは期待されたほどの成績を残せなかったものの、代表ではニュージーランドとのプレーオフで決勝ゴールを決めるなど別格の存在感を放っている。
かつてのように爆発的なスピードやドリブルで相手を破るプレーは見受けられなくなったものの、チャンスメイクやフィニッシュの精度は高まっており、対戦相手にとってはいやらしい選手と言える。
30歳となり経験を積んだキャンベルが、攻撃のキーマンとしてどこまでチームを牽引できるのか注目だ。
アンソニー・コントレラス
最前線でキャンベルとコンビを組む若手ストライカー。
北中米カリブ予選の第13節エルサルバドル戦と最終節アメリカ戦で連続ゴールを決めたことで、スタメン定着を果たした。
ドイツ、スペイン相手にどこまで最前線で起点になれるのか、コントレラスにとってはヨーロッパ移籍への試金石になる大会でもある。
まとめ
今回は【カタールワールドカップ2022】コスタリカ代表のメンバー、背番号、年齢、注目選手を紹介しました。
コスタリカはスタメン選手の高齢化が問題視されてはいるものの、若い選手も台頭してきており、ベテランと若手が上手く融合できれば、グループ突破のチャンスも見えてきそうです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
1990年:ベスト16
2002年:グループリーグ敗退
2006年:グループリーグ敗退
2014年:ベスト8
2018年:グループリーグ敗退