イタリアの強豪ナポリに所属するナイジェリア代表ヴィクター・オシムヘン。
ナポリでは昨季32試合26ゴールの活躍で33年ぶりのスクデット獲得に貢献。
しかし、ナポリ公式TikTokがオシムヘンを嘲笑する動画を投稿したことで、オシムヘンは自身のインスタでナポリ関連の投稿を全て削除。
代理人も法的措置を辞さない構えであるというニュースが入りました。
今後ナポリとオシムヘンの関係性はどうなるのか、そして冬に移籍する場合はどこが獲得に名乗りを上げるのか移籍先を上げたいと思います。
オシムヘンがインスタでナポリ関連の投稿を削除した経緯
事が起きたのはセリエA第5節ボローニャ戦後。
この試合ではオシムヘンがPKを失敗したこともあり、0-0の引き分け。
オシムヘンは途中交代を命じられたときにリュディ・ガルシア監督に激怒。
これはオシムヘンが謝罪したことで事が収まったのですが、ナポリ公式SNSがPKを外したオシムヘンを嘲笑する動画を投稿。
すでにこの投稿は削除されていますが、内容としてはハンドを激しくアピールしてからPKを外すまでの流れを甲高い声で馬鹿にするようなナレーションを吹き込んだショート動画です。
これにオシムヘンの代理人が激しく激怒し、オシムヘンもインスタでナポリ関連の投稿を削除しました。
代理人はナポリに法的措置も辞さない姿勢ですが、今後ナポリとオシムヘン側が和解することはあるのか注目です。
当然ナポリサポーターはオシムヘンの退団を望んでいないはずなので、サポーターの声というのはオシムヘンがナポリに留まる一つの可能性になっていくでしょう。
オシムヘンの移籍先はどこに?
ナポリとオシムヘンの関係修復が不可能な場合は当然3か月後の冬のマーケットでナポリを退団することになるでしょう。
セリエA屈指のストライカーということで多くのビッグクラブが獲得に名乗りを上げそうですが、移籍候補チームをいくつかあげたいと思います。
ACミラン
セリエAのクラブの中で、有力になってきそうなのがミランです。
この夏はオカフォー、チュクウェゼ、ラインデルス、プリシッチ、ロフタス=チーク、ヨヴィッチら積極的な補強を見せています。
ただ、昨シーズンでイブラヒモヴィッチが引退し、オリヴィエ・ジルーも37歳になる中で、ワールドクラスのストライカーを獲得できるこのチャンスを逃す手は無いでしょう。
ナイジェリア代表でチームメイトのチュクウェゼの存在も大きいと思います。
レアルマドリード
絶対的エースのベンゼマがサウジアラビアへ移籍し、新たな世界的ストライカーの獲得が噂された中、この夏はスペイン代表ホセルのローン獲得で終わりました。
ベリンガムシステムが機能し、来季のエンバペ獲得へ注力している現状を考えると、余程のストライカーでない限り、獲得レースに参加しないでしょうが、オシムヘンはレアルが獲得に乗り出す可能性を秘めています。
チェルシー
現在リーグ戦ではボトムハーフに甘んじているチェルシー。
このままの状況だと冬の補強で巻き返しを狙いたいオーナーの思惑のとしてオシムヘン獲得に乗り出す可能性はあるでしょう。
一方で、長期離脱中のエンクンクがチームを立て直す可能性もあり、その場合は関心を示す程度に留まるかもしれません。
アーセナル
冬のマーケットで現在出場停止中のイヴァン・トニー(ブレントフォード)を獲得する噂が出ているアーセナル。
今回の騒動によりオシムヘンにターゲットを変更する可能性は十分に考えられます。
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